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「原江里菜ここにあり!」ホステスプロ・原が初Vを挙げた思い出の地に帰還

思い出の地・軽井沢で復活Vを目指す原江里菜(撮影:佐々木啓)

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前情報◇10日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6702ヤード・パー72>

原江里菜が軽井沢に帰ってきた。原にとって「NEC軽井沢72」は特別な試合。その理由は、2008年に20歳で自身ツアー初優勝を飾った舞台でもあり、NEC所属として挑むホステス大会だからだ。「自分に期待するとかはないですけど、期待以上のことができたらうれしいなとは思うので、地に足ついたプレーができたらいい」。

今シーズンの最高成績は、6月「ダイキンオーキッドレディス」の24位タイ。11試合中予選落ちは6回と思うような成績を残せていない原だが、自身の調子は悪くはないと話す。「(今年のグリーンは)今までよりも速く仕上がっている印象で、それは私にとってはいい感じ。パッティングの調子はいいですし、明日からパットが決まってくれればなと思います」。昨年5月に導入した長尺パターを武器に上位進出を狙う。
 
ホステスプロとして重圧がかかる今大会。最後に目標を尋ねられると「予選通過(笑)。でも、それはやっぱり目標というか、最低ノルマ。もちろんトーナメントを盛り上げるような優勝争いだったり『原江里菜ここにあり』みたいなプレーが一日でもできたらいいなと思います」。
 
そして、もうひとりのホステスプロ・安田祐香はツアー初優勝を目指す。「(ホステスプロは)原江里菜さんと2人だけなので、一生懸命に頑張って大会を盛り上げるようにしたい」と意気込む。
 
今シーズンはトップ5が3回。4月の「フジサンケイレディス」では優勝まであと一歩に迫るなど、メルセデス・ランキングでは33位とシード圏内につけている。「もう少し優勝争いができたら良かったなと思いますけど、予選落ちした大会でも課題が見つかるというか、ここがダメだったとかを振り返る時間もすごく作れたと思うので。(優勝は)できるならしたいですけど、あんまり強く思いすぎず、いつも通りプレーできたらいいかなと」。平常心でホステス大会に挑む。

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