
菊地絵理香が今季初優勝 プレーオフで岩井明愛、申ジエを下す
地元・北海道でプレーオフ初勝利をつかんだ菊地絵理香(撮影:福田文平)
<ニトリレディス 最終日◇27日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6695ヤード・パー72>
悪天候のため、最終ラウンドが中止となった小樽決戦。首位に並んだ菊地絵理香、岩井明愛、申ジエ(韓国)がプレーオフ(17番パー3)を行い、1ホール目をパーとした菊地が優勝を果たした。
トップバッターのジエはピン右奥にオン。菊地はショートして花道、岩井は左手前のバンカーと劣勢に追い込まれる。岩井は目玉から1打でグリーンに乗せたものの、パーパットを決められず。
すると、優勢だったジエがまさかの3パット。アプローチをピンそばに寄せていた菊地は、冷静にウィニングパットを決めて、力強く右こぶしを握った。
菊地はプレーオフ5回目にして、ようやく初勝利となった。今季ツアー初優勝、通算6勝目。地元・北海道で2つめのタイトルをつかんだ。
敗れたジエと岩井はそれぞれ今季3勝目、ツアー通算2勝目がかかっていたが、目前で涙をのんだ。
トータル8アンダー・4位タイに吉田優利、上田桃子、内田ことこ、川岸史果、セキ・ユウティン(中国)。トータル7アンダー・9位タイには蛭田みな美、原英莉花ら4人が続いた。
稲見萌寧はトータル5アンダー・16位タイ。ツアー史上初の日本勢3連覇はならなかった。馬場咲希(代々木高3年)はトータル5アンダー・16位タイでベストアマを獲得した。
賞金ランキングへの加算は、規定により本来の75%となる。
【最終結果】
優勝:菊地絵理香(-9)
2位:申ジエ(-9)
2位:岩井明愛(-9)
4位:吉田優利(-8)
4位:上田桃子(-8)
4位:内田ことこ(-8)
4位:川岸史果(-8)
4位:セキ・ユウティン(-8)
9位:蛭田みな美(-7)
9位:原英莉花(-7)
9位:佐藤心結(-7)
9位:竹田麗央(-7)
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