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サイ・ペイインが台湾チームとして杭州アジア大会に参加、ゴルフは厳しい優勝争いか?

台湾代表として杭州アジア大会に出場するサイ・ペイイン(撮影:福田文平)

日本ツアーで長年にわたり活躍するサイ・ペイイン(台湾)が自身のインスタグラムを更新。中国で開催中の杭州アジア大会のゴルフ競技に、台湾代表のメンバーとして出場することを報告した。

ペイインは流暢な日本語で投稿。「私は今、中国の杭州にいます!」とすでに現地入りしていることを告げると、「今日は6:40から練習ラウンド、5時のバス乗って、50分かかってコースに着きます」と、本番に向けて着々と準備をしていることも明かした。

そして台湾代表の女子チーム3人の写真を公開、メンバーを紹介した。

真ん中に写るマニー・チェン(チェン・ペイユン)は幼馴染とのこと。「お互いの両親はもともと友達で、高校も同じ。今はLPGAツアーでプレーしてます」。9月に米国で開催された「クローガー・クイーンシティ選手権」で5位タイに入るなど、LPGAでトップ10に入る試合も多く経験している。「マニーのゴルフスタイルは大きくて、いつも『おおー』とデカいボール打ってます!」と、パワフルなゴルフが持ち味と明かした。

右はティファニー・ファン(ファン・ティンシュアン)。「去年、アジアパシフィック女子アマで優勝して、今年は全英も全米もエビアンも、メジャー出場してました!」という安定感を持った選手だ。

2人を紹介した後、「私はとりあえず、力もないので、曲がらないように、ボチボチとずっと4本のUTのみ使うような距離感を合わせのゴルフで、何とかスコアを稼ぎたいです」と、控えめに自己紹介した。

ペイインは2011年から日本ツアーに参戦。当初は賞金ランキングで上位に入れなかったが、16年になると安定した成績を残すようになり、初めてシード権を獲得した。19年にはステップ・アップ・ツアーで優勝。22年には「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」で念願のツアー初優勝を達成した。
 
杭州アジア大会のゴルフ競技は、ウエストレイク・インターナショナルGCで9月28日から4日間の日程で開催される。各国からの出場チームは男子が4人、女子は3人。個人戦と同時に行われる団体戦は、女子の場合は毎日、3人中2人のベストスコアを加算して成績を競うシステムだ。

ちなみに日本代表の女子チームは、高校3年生の馬場咲希、大学3年生の橋本美月、高校1年生の新地真美夏の3人。台湾はプロが参加した強豪チームだが、トップアマが集まった日本チームも負けてはいない。韓国、タイなども交えて、厳しい優勝争いが展開されそうだ。

ペイインは最後に「頑張りましょー 台湾TEAM」と投稿を締めくくった。

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