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指定難病の潰瘍性大腸炎と付き合い シニアでも優勝を飾った細川和彦【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

細川和彦は52歳の誕生日を迎えた(撮影:福田文平)

12月28日は、レギュラーツアー通算8勝、シニアツアーでも1勝を挙げている細川和彦の誕生日。1970年生まれで、きょうで52歳になった。

細川和彦と息子・和秋は初の親子タッグを組んだ【写真】

茨城県常総市出身。15歳でゴルフをはじめ、ゴルフの強豪校・日体荏原高から日体大へと進み、大学4年時に受けたプロテストに合格。24歳だった95年の「久光製薬KBCオーガスタ」でツアー初優勝。その後も順調に勝ち星を重ね、夏場の試合での勝利が続いたことから「夏男」の異名もとった。

01年の「アコムインターナショナル」でツアー7勝目。その間、99年には師匠でもあった尾崎直道と賞金王争いを演じたり、2000年には米PGAツアーに参戦し、「ケンパー・インシュランス・オープン」で2位に入るなど、次代の中心選手として期待された。

その後、01年からは国の指定難病でもある「潰瘍性大腸炎」に悩まされた。1日に50回もトイレへ行き、1カ月間病院のベッドで点滴を受けながらの闘病生活を強いられたこともあったという。

また翌02年には、1日1キロ体重が落ちるときもあったが、賞金シードは維持し、05年の「日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップ」で復活優勝を飾っている。11年以降はシード権を失い苦しい時期が続いたが、トーナメント中継のテレビ解説やJGTOのコースセッティングを担当するなどプレー以外でも活躍。新たな経験をしたことで、「さらにゴルフの楽しさ難しさを感じた」という。

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