
たとえ「無名」でも、素敵なドラマ【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 A・スベンソン -19 2 S・ティーガラ -17 B・ハーマン -17 C・タレン -17 5 S・パワー -15 C・ストラウド -15 J・ダーメン -15 C・ハマー -15 A・スモーリー -15 10 W・クラーク -14 順位の続きを見る
最終日最終組で回り、敗れたパトリック・ロジャース(左)と勝ったアダム・スベンソンが健闘を称え合う(撮影:GettyImages)
米ジョージア州のシー・アイランドGCで開催された「ザ・RSMクラシック」は、PGAツアーの2022年を締め括る大会となったが、戦いの舞台に世界ランキング上位20位以内の選手は皆無だった。
選手の知名度や勝利数、そして世界ランキングから見れば、「淋しいフィールド」だったと言わざるを得ない。しかし、だからと言って、そこにドラマがなかったかと言えば、決してそうではなかった。
最終日を首位タイで迎えた30歳の米国人選手パトリック・ロジャースは、2011年にハイスクールを卒業した「クラス・オブ・2011」の1人で、ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらとともにジュニア時代を過ごした同期生だ。
タイガー・ウッズの母校、スタンフォード大学のゴルフ部時代、カレッジゴルフでウッズに並ぶ通算11勝を挙げ、大きな注目を浴びながらプロの世界に飛び込んだ。
しかし、勝てそうで勝てないことの連続。ザ・RSMクラシックの18年大会でも優勝争いに絡んだが、惜しくもプレーオフで敗れた。
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