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ショット乱調で心が折れそうに… 前年覇者・橋本美月は意地の好発進「自分を褒めたい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

さすがは前年チャンピオン 橋本美月が最終盤のチャージで好発進を切った(撮影:ALBA)

アジアパシフィック女子アマチュア選手権 初日◇3日◇サイアムカントリークラブ ウオーターサイドコース(タイ)◇6309ヤード・パー72>

前年覇者の橋本美月(東北福祉大2年)が“意地”を見せた。5バーディ・2ボギーの「69」をマークして、首位と3打差の5位タイ。連覇に向けて好位置で滑り出した。

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インから出た橋本は前半2つ伸ばして折り返すと、後半の1番パー4のティショットを右に曲げる。レッドペナルティゾーンの中に入っていたが、「ライはよくないけど打てる状況」とドロップせずに済んだ。2打目はグリーン手前のガードバンカーに運び、3打目を1メートルに寄せてパーとしたが、5番ホールまでショットが乱調で、2つのボギーを叩いて振り出しに戻る。

「ショットが気持ちよく振り切れていなくて。(心が)折れそうになりました」。しかし、ここから前年覇者の意地を見せた。6番パー5は奥2.5メートルからのバーディパットを沈めると、7番パー3は手前5メートル、8番パー5は左横5メートルを沈めて3連続バーディ。「気持ちを切り替えて、悪い中でも3アンダーで上がってこられた。自分を褒めたい」と話した。

後半でのショット乱調については、「少しでも良くなるように調整したい」と話したが、「改善できないにしても、それなりにできることはある。日本より暑いので疲労感もあると思うので、コンディショニングとかをしっかりやりたい」。ショットの調子だけでスコアが決まるわけではない。前年覇者のたくましさを感じた。(文・小高拓)

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