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8月2連勝も「常に挑戦者の気持ちで」 岩井千怜は攻めるゴルフで“アップダウン”攻略へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

「挑戦者」の気持ちで日本タイトル制覇を目指す(撮影:福田文平)

<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 事前情報◇6日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6555ヤード・パー72>

8月の「NEC軽井沢72ゴルフ」でレギュラーツアー初勝利を挙げると、翌週の「CAT Ladies」で2週連続となる優勝を達成。ツアー史上3人目の初Vからの連続優勝で女子ツアーの話題をかっさらった岩井千怜だが、その後は2週連続で予選落ちと“大波”の8月を過ごした。だが、狭いコースでも「私は攻めるゴルフが好き。怖がらずティショットからどんどん狙っていきたい」と、スタイルは崩さずメジャー制覇を目指していく。

姫のハンドパワー?【大会ライブフォト】

6日(火)にコースに入り、9ホールの練習ラウンドで調整を開始。このアップダウンが激しいコースは、昨年11月の下部ステップ・アップ・ツアー「京都レディースオープン」で対峙し11位とまずまずの成績を残すが、今回はメジャー仕様になり難易度も増す。「狭いところにどれだけ自信を持って振っていけるか。ラフも深いところがあるので、しっかりとフェアウェイに置きたい」と、その攻略法をイメージする。

ショットの精細を欠いた直近の2週間だが、「もっとできるのでは? とか思い過ぎないように、自分のペースでゆっくりゆっくりやっていけたらと思います」と焦りは禁物と言い聞かせる。2勝の実績が曇ることは一切ないが、本人は「急にうまくなったわけではない。今回も常に挑戦者の気持ちで臨んでいきたいと思っています」と初心を大事にする。

「怖がらずにどんどん振って」という言葉を何度も繰り返す。「外したらその時に考える。狙った結果がアンダーだったらいいかなと思います」。チャレンジャースピリットとともに、キレを取り戻したショットを披露したい。軽井沢で勝利した時に掲げた今後の目標は、9月の「日本女子オープン」制覇。目の前の“アップダウン”を乗り越え、まずは京都で1つ目の日本タイトルをつかみにいく。

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