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「戻って来られてよかった」を噛みしめながら 上原彩子が1年2カ月ぶり米復帰戦でアンダー発進 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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上原彩子は長期離脱の影響を感じさせないゴルフを見せた

上原彩子は長期離脱の影響を感じさせないゴルフを見せた(撮影:ALBA)

Danaオープン 初日◇1日◇ハイランドメドーズGC(米オハイオ州)◇6598ヤード・パー71>

昨年7月に「マラソンLPGAクラシック」として行われた今大会に出場した後、体調不良のため米国ツアーから離れていた上原彩子。1年2カ月ぶりとなる復帰戦を「本当にひさしぶりだったので、ドキドキしてました(笑)」と振り返るが、それでも2アンダー・29位タイとベテランらしいゴルフで上々の滑り出しとなった。

初日を終えた渋野日向子のインタビュー動画が現地から届きました!

試合も、今年3月の国内開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」以来、半年ぶり。前半はショットが右へ右へと飛ぶなか、パープレーとガマンを続けた。それでも後半に入り4番でアンダーパーに潜ると、7番のパー5で残り150ヤードの3打目をピッタリつけ「いいバーディ」を奪うことができた。勢いそのままに8番では6メートルを沈める。上がりはボギーを叩いたものの、「ミスもあったがスコアが作れた」と納得の一日を過ごすことができた。

胸に去来するのは、やはり安堵感だ。去年の春先から湿疹(しっしん)に悩まされ、「病院に行っても原因が分からず、日本でも分からなかった」と不安な日々を送ってきた。「本当に戻って来られてよかった」。今はプレーできるよろこびを噛みしめている。地元・沖縄で療養しながら、昨年末から師事する同い年の飯島茜のレッスンを受け復帰を目指してきた。「茜ちゃんから教えてもらっていることが100%はできていない。その課題をやりつつ、試合ではリズムだけ意識してやっている」というのが、現在の状態だ。

体調も「試合には支障ないくらい」まで回復。ここからは来季のツアー出場権を手にするためプレーを続ける。まずは10月頭の「LPGAメディヒール選手権」まで6試合連続での出場を予定する。「本当に戻って来られてよかった」。こう何度も繰り返した気持ちを胸に、予選通過、さらなる上位を目指していく。

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