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日本でも“欧州の洗礼”が… 全英帰りの勝みなみ「荷物が出てこない!」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

日本で思わぬ“洗礼”を受けた勝みなみ 気を取り直して国内2連勝を狙う(撮影:上山敬太)

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前情報◇11日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6679ヤード・パー72>

2週前の「楽天スーパーレディース」で、国内女子ツアー初となる72ホールボギーなしの優勝。それを手土産に、先週の海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)に臨んだ勝みなみだったが、「優勝して行った大会だし、調子も今までの海外の試合では一番よかったと思っていたので、自分が持っているものを出し切れなかったのは悔しい」と、トータル10オーバーで予選落ちという結果に唇をかむことになった。

こちらも全英帰り 堀琴音のスマイル【写真】

特に2日目の12番で『+4』を叩いた後の“ラスト6ホール”では、こんな後悔も感じることに。「風は強いし、ポットバンカーもあるから曲げたくない気持ちが強くて、スイングが小さくなっていた。(13番の)パー3から『これだけ曲がるなら思いっきり振ろう』と思ったら、まったく曲がらなくなった」。当然ながら“最初からやっておけば…”と思う部分は強い。ただ、そのおかげでいらぬ不安を日本に持ち帰らずに済んだ。

今週の火曜日に帰国。翌朝には軽井沢に入り、すぐに9ホールの練習ラウンドを回った。日本→英国→日本という3連戦で時差ボケなどの影響も否定しないが、「(2週前の)ノーボギーの時ほど調子がいいかというと、そうではない。ただ感覚はいいです」と、思った以上すんなりとコースに入ることができたという。

ここからは本格的に海外を見据えた戦いが続く。今週発表された世界ランキングで75位以内の61位になったことで、今年行われる米国女子ツアー予選会を最終の『Qシリーズ』から受けられることが確定した。「受ける気持ちはまったく変わってない」という決意のなか、糧にしていくのがこれまでの経験だ。

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