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バッバ・ワトソンはPGAツアーメンバーを返上 一方カルロス・オルティスは訴訟から撤退へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

またしてもマスターズ覇者がLIVへ(撮影:GettyImages)

7月29日に「LIVゴルフ」参戦を発表したバッバ・ワトソン(米国)が自身のソーシャルメディアで「PGAツアーのメンバー返上する」ことを明らかにした。

43歳のバッバは2012、2014年と2度「マスターズ」を勝利、PGAツアー通算12勝を挙げたが2018年のトラベラーズ選手権が最後の勝利、が現在は膝の半月板炸裂の治療中で2022年はほとんどプレーをしていない状態。LIVゴルフへの参戦は2023年に「万全な状態で臨む」とした。バッバはLIVゴルフ参戦を発表したものの、実際にはまだプレーしていないためPGAツアーからメンバー停止処分は受けていなかったが、自らのメンバー返上でリストから名前が消える。

一方フィル・ミケルソン、ブライソン・デシャンボー(いずれも米国)らとともにPGAツアーを相手取って「独禁法違反」として提訴していたカルロス・オルティス(メキシコ)だが、訴訟から撤退したことを明らかにした。マネジャーのロドリゲス・オルティス氏によると「カルロスは法的措置には加わりたくない」とし、「現在PGAツアーから受けているメンバー停止処分はいずれ解かれることに希望を持っている」とした。

訴訟はテーラー・グーチ(米国)ら3人がフェデックスカップ・プレーオフ参戦に向けて仮処分停止を求めていたが、9日にカリフォルニア州の地方裁判所で行われたヒアリングでは連邦裁判官は3人の出場を認めなかった。(文・武川玲子=米国在住)

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