“成功体験”を増やして今季初の予選通過 ツアー13勝・成田美寿々が復活に向けて「大きな一歩」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 小祝さくら -17 2 サイ・ペイイン -15 菅沼菜々 -15 4 桑木志帆 -14 5 勝みなみ -13 大里桃子 -13 辻梨恵 -13 阿部未悠 -13 尾関彩美悠 -13 10 堀琴音 -12 順位の続きを見る
成田美寿々は今季初の予選通過 復活に向けて大きな一歩だ(撮影:ALBA)
<リゾートトラストレディス 最終日◇29日◇メイプルポイントゴルフクラブ(山梨県)◇6580ヤード・パー72>
「久しぶりに仕事したなって感じです」。ツアー通算13勝を誇る成田美寿々が今季5試合目で初めて予選を通過し、52位タイで4日間を終えた。オフトレでの腰痛などから極度の不振に陥った2020-21シーズン。賞金ランキング102位でシード落ちをしたが、ここから再起を図る。
「ティショットさえコース内にいてくれれば、なんとかなるって分かりました。泥臭く3番ウッドを持ったり。予選は通るゴルフができていました」。アイアンショットは全盛期のようなキレを取り戻し、チャンスを多く作った。
「こんなに入らないかっていうぐらいパットを外しました。二けたアンダーいってもおかしくない内容」。初日に今季初のアンダーパーとなる「70」をマークするなど、グリーン上次第でスコアを作れるようにまでなった。
不振に陥った大きな原因はドライバーショットだ。「今でもドローを打とうとするとチーピンするか、右にすっ飛ぶか。練習ではいいんですけど、ラウンドではまだダメですね」と話す。アイアンショットの不振から始まり、全体に“伝染”していったというが、とりわけドライバーに関しては、曲がり幅が大きく、悪いイメージが染みついてしまっている。男子でもベテランほど同じような悩みを抱える選手は多い。
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