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清水大成は海外メジャーにまたも届かず 「見えるところまで来ていたのに…」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 S・ビンセント -12 2 A・クウェイル -12 3 B・ケネディ -10 4 J・デロスサントス -9 5 T・クロンパ -8 6 片山晋呉 -7 小林伸太郎 -7 M・ヘンドリー -7 清水大成 -7 10 谷原秀人 -6 順位の続きを見る

清水大成は奮闘も… メジャー出場権獲得はならなかった

清水大成は奮闘も… メジャー出場権獲得はならなかった(撮影:上山敬太)

<〜全英への道〜ミズノオープン 最終日◇29日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7461ヤード・パー72>

チャンスをつかみ切ることができなかった。トータル6アンダーの7位タイで最終日を迎えた清水大成は、2バーディ・1ボギーの「71」と1つ伸ばすにとどまり、成績上位4人に与えられる海外メジャー「全英オープン」出場権獲得に2打及ばなかった。

キャリー300ヤード以上 清水大成のドライバースイング【連続写真】

3日目終了時点で首位とは6打差。「優勝はできないとしても出場権がある。その枠にはなんとか入りたい」と、“カットライン”を意識しながらのプレーとなった。2番パー5で2オンに成功してバーディを先行させると、5番パー4では2打目を数十センチにつけてスコアを伸ばした。だがそれ以降、「パットが一筋、合っていなかった。カップにほぼ触れていたけど…」とチャンスを決めきれず。後半に入るとチャンスさえ作れなくなり、16番パー3では寄らず入らずのボギー。追い上げは叶わず、「苦しかった」一日になってしまった。

この悔しさは6日前にも味わっている。23日に行われた「全米オープン」出場をかけた日本予選会に出場し、本戦出場の1枠をかけたプレーオフに進んだが、4ホール目まで粘るも惜敗した。「どちらも見えるところまで来ていたのに、その権利を獲れなかった。まだまだですね…」。あと一歩。まだ経験したことのない大舞台への切符は、近いようでとても遠かった。

それでも前を見るしかない。「バネになると信じています」。悔しそうな表情を浮かべて口数も少なかったが、その目は力強く、すでに次を見据えていた。(文・笠井あかり)

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