プレーオフで敗れた識西諭里がマイナビネクストヒロインツアーを卒業宣言「全米女子OPの予選会にまず挑戦します」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

プレーオフで敗れた識西諭里（撮影：福田文平）

＜第1戦 マイナビカップ 最終日（1日競技）◇12日◇成田ゴルフ倶楽部（6290ヤード・パー72）＞

将来ツアーで活躍することを目指す若手女子ゴルファーが経験を積むための場を提供するトーナメントとして、2019年に始まったマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー。22年は年間12試合を開催する予定で、第1戦マイナビカップが12日に成田ゴルフ倶楽部（千葉県）で行われ、中野なゆと識西諭里のプレーオフにまでもつれる熱戦となった。

初優勝で笑顔の中野なゆ【写真】

18番で行われたプレーオフは1ホール目で中野がバーディを奪い決着がついたが、負けた識西のプレーも光っていた。

「きょうはいいショットが出ていました。悔いはありません」と、識西。飛ばし屋の識西は、プレーオフのティショットで5番ウッドを持った。正規のラウンドの18番のティショットで飛びすぎていたからだった。だが再度、飛びすぎが出てしまった。プレーオフのセカンドショットだった。

「左足上がりの基本飛ばないライでした」という状況。飛ぶはずがないのにピンを5メートルオーバー。「アドレナリンが出てしまったのか、気持ちが入ったときに飛んでしまう。そういうことがあるというのを経験できました。次に生かします」と、識西は前を向く。