今季初戦のどさん子ルーキー　山田彩歩が描く22年シーズンは「ステップで一番」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

フレッシュなプロ1年目、山田彩歩は今季初戦を迎える

＜アクサレディス 事前情報◇23日◇UMKカントリークラブ（宮崎県）◇6546ヤード・パー72＞

「試合があることがうれしい」。宮崎県のUMKカントリークラブで練習を行った山田彩歩（さほ）が、フレッシュな笑顔を見せた。1998年生まれの黄金世代。昨年6月のプロテストに合格した1年目の新人が、新シーズンをスタートさせる。

6月のプロテスト合格者 全員の名前を言えますか？【フォトギャラリー】

北海道出身で、同郷で同い年の小祝さくらとは一緒に国体北海道代表に選出されたこともある。一緒に受けた初めてのプロテストで小祝は合格したが、山田は通過することができず、3度苦杯を喫した。プロとして活躍する小祝の姿に刺激を受け、「わたしも早く同じ舞台に立ちたい」と地元・北海道でキャディの仕事をしながら練習を行い、ゴルフ場がクローズとなる冬季には宮崎へと拠点を移して、レベルアップに取り組んだ。そして“4度目の正直”でプロテストに合格した。

しかし昨年は、レギュラーツアー4試合に推薦で出場したが、すべて予選落ち。「レギュラーツアーで予選通過できるように頑張りたいです」とまずは決勝ラウンド進出を命題に挙げる。

オフは「東京や九州を行ったり来たりしながら、基礎練習をしていました」と、じっくりと練習に励み本格参戦1年目を迎えた。「よくなっていると思うので、その成果をここで発揮できればいいなと思います」と今週は予選突破を目指す。