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PGAツアーに「ニューウェーブ」 史上初めて世界トップ5を20代選手が独占 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

スコッティ・シェフラーがトップ5入りしたことで史上初のできごとが起こった(撮影:GettyImages)

6日に発表された男子ゴルフの世界ランキングで、トップ5が全員20代の選手で埋め尽くされた。これは1985年のランキング制定後初のできごとで、「ニューウェーブ」が到来していることをPGAツアー公式ホームページが伝えている。

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先週行われた「アーノルド・パーマー招待」で、25歳のスコッティ・シェフラー(米国)が優勝。3週前に行われた「WMフェニックス・オープン」での初優勝に続く通算2勝目を挙げ、世界ランキングも5位に浮上した。

トップ5を見ると1位のジョン・ラーム(スペイン)が27歳。続いて2位のコリン・モリカワは25歳で、3位のビクトル・ホブラン(ノルウェー)が24歳、4位のパトリック・キャントレーは29歳となっている。32歳のローリー・マキロイ(北アイルランド)が6位に後退したことにより、上位5人を20代選手が独占することになった。

PGAツアーは「ここ8年ほどの間に、PGAツアーをはじめ、世界中の若手スターの層が大きく変化している。2015年と17年には、20代の選手によるトーナメント7連覇が達成された」などツアーでの世代交代の波について記載する。また「今季の19勝のうち、11勝が20代の選手によるもの(松山英樹は2勝したあと30歳の誕生日を迎えている)」という情報でもそれを補足する。

この後に控える選手の顔ぶれを見てもザンダー・シャウフェレ(米国、ランク7位)、ジャスティン・トーマス(米国、同8位)、キャメロン・スミス(オーストラリア、同10位)は28歳と、それは顕著にあらわれている。現在の世界トップ25のうち15人が20代という男子ゴルフ界。今後もますますこの流れに拍車がかかっていくことになるのだろうか。

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