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マー君と稲見がマウンドで競演も? 三木谷浩史代表は“楽天ファミリー”交流実現に前向き | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

楽天が一流アスリートをつなぐ役目を果たしてくれることにも期待だ(撮影:福田文平)

ゴルフコースを飛び出し、杜の都の野球場に賞金女王が登場するかも? 22日(火)に稲見萌寧と楽天グループ株式会社との所属契約締結が発表されたが、同社の三木谷浩史代表取締役会長兼社長はその記者会見の席で、競技の垣根を超えたコラボレーションの可能性を示唆した。

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同社とスポーツとのかかわりと聞くと、まずプロ野球の『東北楽天ゴールデンイーグルス』(以下、楽天)を思い浮かべる人も多いだろう。2004年に宮城県に本拠地球場を構え創設。13年には“絶対的エース”の田中将大らを擁して、日本一も成し遂げた球団だ。11年3月11日に発生した東日本大震災からの復興のシンボルのひとつとして、しっかりと東北に地に根をおろしている。

会見で今回契約を結んだ稲見と他競技との“交流”について質問された三木谷氏は、「始球式? (稲見は)ツアーで全国飛び回っているので宮城県で試合がある時にタイミングが合えば。試合の妨げにならない範囲でやれたらいい」と前向きな考えを示した。

ちなみに女子のゴルフツアーで東北が会場になるのは、9月23〜25日に宮城県の利府ゴルフ倶楽部で行われる「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の1試合のみ。一方、今年は9月23、24日に楽天の本拠地『楽天生命パーク』でプロ野球の公式戦が行われるが、ともに午後2時プレーボールのデーゲームとなっている。その時間はゴルフも試合中で、さらに前後の日程は楽天がビジターでの試合になるため、このタイミングでの実現は難しそう。ただ今後は他競技のビッグネームと稲見の競演が企画される可能性もある。

稲見も会見で「(Jリーグ・ヴィッセル神戸所属のアンドレス・)イニエスタさん、マー君さん(田中将大)など素晴らしい選手と比べると、私は名前が低くなる。恥じないように頑張りたいという、いいプレッシャーになります」と話していただけに、その交流実現は力になるはず。昨年は7月に行われた「楽天スーパーレディース」の表彰式に、そのイニエスタがサプライズ登場し、記念すべき第1回大会を彩った。見る者にとっても、こういう光景が増えるのは大きな楽しみになる。

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