モリカワ快挙、ウッズの動画にマキロイの激昂 ゴルフ界、激動の日曜日【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
コリン・モリカワが欧州ツアー王者に!(撮影:GettyImages)
11月21日は世界のゴルフ界に大きな動きが次々に起こった激動の日曜日となった。
欧州ツアーではコリン・モリカワが最終戦のDPワールド・ツアー選手権で大逆転優勝を果たし、欧州ツアーのポイントレースである「レース・トゥ・ドバイ」の年間王者にも輝いた。米国人選手がレース・トゥ・ドバイを制したのは史上初の快挙。「レジェンドたちでさえ成し得なかったことを僕が達成できたことは、とてもうれしい」とモリカワは感無量の様子だった。
一方で、モリカワに逆転を許し、6位タイに甘んじたローリー・マキロイは、自身への怒りと情けなさを収めきれず、ホールアウト後にスコアリングテントの中で着ていたシャツを自ら引き裂くという驚きの行動を取った。胸のあたりの肌が破れたシャツの隙間から露出した状態のマキロイの姿を捉えた写真は、あっという間に世界中へ拡散された。
マキロイはスイングコーチをピート・コーエンから長年の師であるマイケル・バノンに戻したばかり。米ツアーのザ・CJカップで復活優勝を遂げ、上り調子だっただけに、自身の情けない崩れ方が許せなかったのだろう。
しかし、彼はジュニアゴルファーやアマチュアゴルファーの手本となるべきトッププレーヤーなのだから、その自覚をしっかり持って行動すべしである。
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