マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーファイナルを制して、優勝賞金500万円を獲得した山本彩乃（撮影：福田文平）
＜最終戦 マイナビネクストヒロインゴルフツアーファイナル(1日競技)◇19日◇石坂ゴルフ倶楽部（埼玉県）◇6,390ヤード・パー72＞
JLPGAプロテスト合格を目指す選手たちが経験を積む場を提供する年間ツアーとして、2019年より開催されている『マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー（共催：株式会社マイナビ、グローバルゴルフメディアグループ株式会社、GOLF Net TV株式会社）』。
3年目となる2021年シーズン最終戦『マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーファイナル』が11月19日（金）に埼玉県の石坂ゴルフ倶楽部で開催され、山本彩乃が鍋島海良とのプレーオフを制して初勝利を挙げ、優勝賞金500万円を獲得した。
正規の18ホールを終えて1アンダーとし、18番でのプレーオフ、そしてアプローチ合戦を制して、勝利を手にした山本。
「プレーオフが決定したときは、後悔がないようにできる限りのことをしよう！と思っていました。終わった瞬間は実感がなかったですが、中継カメラがあるなか、最後のショートパットでは“これを決めたら500万円だ”と思ったら緊張しましたね。マイナビネクストヒロインはツアーファイナルで5試合目の出場。ずっとこのツアーで勝ちたいと思っていました。ファン投票やライブ中継があって、応援してくださる方に恩返しができる、他にはないツアー。なかなか勝てずにいたなかで…やっと！という感じですね」。
山本と同世代の2000年生まれでは、第6戦『ENTRY Ladies Tournament』で政田夢乃、第10戦『Sky New Normal Ladies Cup』で鬼塚貴理、第11戦『ACNチャレンジカップ』で竹本梨奈が勝利。「高校時代から知っている同世代が3人優勝していて…最後は勝てたらと思っていました。前日の練習ラウンドですごくコースが難しく感じましたが、ツアーファイナルで勝てて良かったですね」と最も賞金額の大きい重要な大会で、優勝者の仲間入りを果たすことができた。
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