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TOTOよりもプロテストを選んだ高木優奈 レギュラーの経験生かして19位タイ浮上 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 高久みなみ -7 2 尾関彩美悠 -6 泉田琴菜 -6 天本遥香 -6 5 永嶋花音 -3 6 竹田麗央 -2 櫻井心那 -2 8 佐藤心結 -1 仁井優花 -1 小林夢果 -1 順位の続きを見る

2日目に「70」とスコアを伸ばした高木

2日目に「70」とスコアを伸ばした高木(撮影:GettyImages)

JLPGA最終プロテスト 2日目◇3日◇城陽カントリー倶楽部 東コース(京都府)◇6400ヤード・パー72>

4日間大会で予選落ちなし。賞金総額2億2000万円というビッグトーナメント「TOTOジャパンクラシック」の出場権を保持しながらも、最終プロテスト出場を選んだ高木優奈。初日は3オーバーの53位タイと出遅れるかたちとなったが、2日目は3バーディ・1ボギーの「70」と2つ伸ばして、トータル1オーバーの19位タイに浮上した。

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高木は非正会員の『TP単年登録者』。優勝、賞金シード獲得、プロテスト合格のいずれかで正会員とならなければ、来季は出場権を失うこととなる。今季はここまで優勝はなく、50位以内にシードが付与される賞金ランキングは56位で、メルセデス・ランキングは55位。いずれかで50位以内に入ることができなければ予選会にすら行くことができない。そのため、「迷いに迷って」プロテストを選んだ。

ツアーとは異なる一発勝負。目指すのは優勝ではなく、合格圏内の20位以内だ。これまでとは違う一戦となるが、最前線で戦ってきた経験は存分に生きている。この日は7番ホールで3打目がグリーン右のバンカーに「目玉のように」刺さってしまう大トラブル。「アンプレ(アブル)も考えました」という状況だったが、「このまま打てばボギーで収まる」と判断した。一度目のバンカーショットはバンカーから出なかったものの、2打目で目玉から出して寄せワンでボギー。「ああいった冷静なジャッジは、レギュラーツアーで戦ってきたからこそできたと思う」と経験を生かして最小限に食い止めた。

一歩間違えればドツボにはまるコースだけに「明日も明後日も欲張らずに、丁寧に一打一打やっていくことが大事」と高木。これまでの数多の経験を生かして“正会員”への道を一歩ずつ進んでいく。

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