• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 「今日の勝負はドローかな」 世界1位の中島啓太が、絶対に負けたくない“アイツ” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

「今日の勝負はドローかな」 世界1位の中島啓太が、絶対に負けたくない“アイツ” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 MICHEL, Lukas -4 CHOI, Sam -4 YANG, Alexander -4 LIN, Yuxin -4 中島啓太 -4 ZHENG, Jimmy -4 CHO, Wooyoung -4 8 DU, Aaron -3 KHO, Taichi -3 HOPEWELL, Hayden -3 順位の続きを見る

中島啓太は“もう一人”の自分との戦いで“ドロー”

中島啓太は“もう一人”の自分との戦いで“ドロー”(撮影:ALBA)

アジアパシフィックアマチュア選手権 初日◇3日◇ドバイクリークゴルフ&ヨットクラブ◇6986ヤード・パー71>

「自分自身としっかり向き合うことを大切に」。中島啓太からたびたび聞いてきたこの言葉。世界1位に立つ選手が言う、“自分と向き合う”とはどんなだろう。

中島啓太は英語力も相当なレベル【動画】

ずっと照準を合わせてきた大会が、ついに始まった。バーディから始まり、5アンダーのトップで終盤にさしかかったが、16番パー3で3パットのボギー。猛暑の中で疲れはピーク。開幕前の練習日も、2日間それぞれ18ホールを回っている。思考もなかなか正常通りに働かない中で、17番のティに立ったときはさすがに気が立っていた

そんなとき、ムクムクと顔を出すのがライバルの顔だ。同組のディフェンディングチャンピオンでも、ずっと追いかけてきた金谷拓実でもない。「試合中はもう一人自分がいて、どういうプレーをしたら、コイツを倒せるかなって考えている。17番はすごくイライラしていたけど、ここで池に入れたらもう一人の自分が喜ぶじゃないですか」。ここで崩れたら、“アイツ”に負ける。冷静さを取り戻したドライバーショットは、狙い通りに飛んでいった。

もう一人の自分との勝負は、試合中に気が散らないよう、自分のマネジメントを冷静に見るためにはじめたこと。4アンダー・首位タイで初日を終えたが、それでも、今回の勝負は「まあ…、ドローですね」とどこか不満げだ。

関連記事