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米男子ツアーで珍事 バミューダ選手権が出場人数に満たず開催へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

本来の132名に満たなかったが… 優勝を狙う選手にとってはチャンスでもある(撮影:GettyImages)

今週の米国男子ツアーは北大西洋のバミューダ諸島で開催される「バターフィールド・バミューダ選手権」(10月28〜31日)で異変が起きている。本来は出場132名の大会ながらその数に選手が満たず、128名で行われる。

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同週に上海で開催されるはずだった世界選手権シリーズの「WGC-HSBCチャンピオンズ」が今年も中止となったため、バミューダ選手権はレギュラー大会に昇格。賞金総額は650万ドル(約7億2000万円)で優勝は117万ドル(約1億3000万円)、フェデックスカップポイントは500を獲得する。それでも出場枠に満たなかったのは、入国には「ワクチン接種済み」が求められる、バミューダ諸島のコロナ対策が要因と見られる。

さらに、前週は日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」が開催されたこともあって、移動の困難さ、また長いシーズンが続いていることからも、トップランカーのほとんどが欠場。出場128名中世界ランキング100位内は8名、200位内が28名、さらに34名がトップ1000に入っていないというフィールドとなった。

優勝すればもちろんPGAツアー2年の出場権、そして来年の「マスターズ」の招待を受ける。

ともにマスターズ覇者のパトリック・リード(米国、世界ランク24位)とダニー・ウィレット(イングランド、世界ランク106位)、そして新進気鋭のレフティ、ガリック・ヒーゴ(南アフリカ、世界ランク51位)の注目組は、日本時間29日午前0時48分にティオフする。(文・武川玲子=米国在住)

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