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2打差発進の金谷拓実 狙うは「優勝すればついてくる」世界の舞台 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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Pos 選手名 Sco 1 永野竜太郎 -6 張棟圭 -6 3 宮本勝昌 -5 Y・E・ヤン -5 上井邦裕 -5 小平智 -5 小斉平優和 -5 8 竹谷佳孝 -4 小池一平 -4 稲森佑貴 -4 順位の続きを見る

金谷拓実は世界の舞台に立つため、優勝を目指す

金谷拓実は世界の舞台に立つため、優勝を目指す(撮影:ALBA)

ブリヂストンオープン 初日◇7日◇袖ケ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇7119ヤード・パー71>

「ZOZOに出たい」。2週間後に日本で開催される米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の出場権がかかる今大会。海外志向の多くの選手が出場を懇願するが、金谷拓実もその一人。出場権を手にするためにも大切な初日は5バーディ・1ボギーの4アンダー「67」、首位と2打差の8位タイで滑り出した。

石川さんめっちゃ髪伸びましたね【写真】

10番から出た金谷は、前半で3つ伸ばして折り返すと後半の6番でボギーとしたが、さらに1つ伸ばした。昨年10月にプロ転向して、今大会は初出場。「ティショットのターゲットをはっきりさせたい」と練習日の火曜日、水曜日にそれぞれ1ラウンドずつ行って、入念にコースチェック。「しっかりといいプレーができたので、明日以降もたくさんチャンスを作って、スコアを伸ばしたい」と初めてのコースでも攻略に成功している。

賞金王レースの大事な終盤戦だが、今大会の優勝は意義深い。2週間後に日本で開催される米ツアーのZOZOチャンピオンシップは、日本ツアーの枠として今大会の優勝者と上位2名、そして2021年の「東建ホームメイトカップ」からの賞金ランキング高順位7名の枠がある。金谷は21年の賞金ランキングで7位につけており、現在は圏内。「今はギリギリの位置にいると思うんですけど、(賞金)ランキングに関係なく、優勝すれば(出場権は)ついてくる。今週はいいプレーをして優勝を目指したい。賞金王に向けてもつながってくると思うので」と話す。

昨年はコロナ禍の影響で米国開催となったZOZOチャンピオンシップに主催者推薦で出場し、41位タイ。アマチュア時代から「マスターズ」などの海外メジャーに出場し、海外経験も豊富だが、世界の舞台に立つことの重要性を理解している。「(世界の)いい選手と回ると、どういうものが足りないかっていうのは感じられるもの。見るだけでは分からないものがあると思います」。アマチュアランキングでは世界1位となった金谷だが、プロの世界ランキングでも1位になることが大きな目標。プロ転向して1年。力をつけている段階だが、貴重な経験ができる“世界の舞台”に立つためにも、今週はより気合が入る。(文・小高拓)

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