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西村優菜は3番ウッドの精度が高いから、身長150cmでもツアーで戦える! 「ポイントは目線です」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

西村優菜は実球の右上を見ながらスイングしている(撮影:田中宏幸)

身長150センチと小柄な西村優菜だが、国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」を含む2勝を挙げて獲得賞金は1億円の大台を突破。現在賞金ランキング4位につけている。ドライビングディスタンスは230.34ヤードで70位(9月5日時点)と飛ぶほうではない西村の武器の1つは、フェアウェイウッドの精度の高さ。地面の上から打つのが一番難しい3番ウッドでも狙いどおりに打ってくるそのコツを、9月9日(木)発売のゴルフ雑誌ALBA828号のなかで語っている。

西村優菜はボールのななめ後ろを見ているから払い打てる!【連続写真】

「3番ウッドを打つ際に気をつけていることは、上体の開きを抑えてフェースをスクエアに戻すことです。私の場合は、ボールをつかまえて軽いドローを打つことを大切にしています」

ただでさえ、つかまりづらい3番ウッドで、どうやってドローを打っているのか。「一番のポイントは、目線の取り方です。私はスイング中、ボールの右上の芝を見続けるようにしています。そうすると、頭が右に残り、上体が突っ込まずにスイングできるので、スクエアに当てやすくなる。体重移動は考えず、右足を軸に振る意識を持つといいと思います。また、ややクローズスタンスで構えることもオススメです」と西村は話す。

西村が実践する3番ウッドを正確に打つための手順を追ってみよう。
1.クラブを指2本分短く持つ。これによりヘッドの操作性が上がり、正確にミートしやすくなる。
2.アドレスの体重配分は6:4の右足体重で、ややクローズスタンスにする。あらかじめ右足に体重をかけておくことで、低い位置からヘッドが入りやすく、スタンスをクローズにすることで、インパクトで上体が開きにくくなる。
3.ボールの右上を見てスイング。上体が突っ込まなくなり、右サイドを軸に振ることができるので、インサイドから入れてフェースをスクエアに戻す払い打ちが可能になる。

キャディバッグに入ってはいるけど、「あんまり使わないなぁ」という人も少なくない3番ウッド。打ちこなせるようになれば、もっと楽にプレーできるはずだ!

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