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“アイルランド代表”として出場 ローリー・マキロイが開幕前日に五輪会場へ登場 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

アイルランド代表として霞ヶ関に降り立ったローリー・マキロイ(撮影:福田文平)

東京五輪ゴルフ競技(男子) 事前情報◇28日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇7447ヤード・パー71>

男子の開幕前日に、大物選手の一人がようやく会場入りした。アイルランド代表として出場するローリー・マキロイだ。来日直後ながら、28日には元気な様子で同国代表のシェーン・ローリーとの練習ラウンドなどで汗を流し、急ピッチで調整した。

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英国の北アイルランド出身で、東京五輪では英国代表、アイルランド代表での出場資格を持つ状態のなかアイルランドを選択したマキロイ。そのため、2019年「全英オープン」覇者と同じユニフォームを着た“ローリー・コンビ”が実現した。

この日は、調整を優先させるため取材は一切シャットアウト。残り1日で集中して状態を上げることに専念した。現在の世界ランクは13位。5月の「ウェルズ・ファーゴ選手権」で今季初勝利を挙げると、6月の「全米オープン」でも7位に入るなど、状態も悪くない。“突貫工事”とはいえ、もちろんメダル候補の一人に挙げられる。

開幕前には世界ランク1位のジョン・ラーム(スペイン)や、同6位のブライソン・デシャンボー(米国)が新型コロナウイルス陽性のため欠場を余儀なくされた。超ビッグネームが消えていくなか、世界的な人気も高いマキロイが無事たどり着いたのは朗報だ。なお、デシャンボーの代役となるパトリック・リード(米国)はきょう午後に来日する予定となっている。いよいよ明日、ゴルフも各国を代表する選手たちによる争いが開始される。

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