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“日本一曲がらない男” VS “世界一飛ばす男”が実現! 最終日は稲森佑貴とB・デシャンボーが同組に(No.167453) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

リーダーボード

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曲がらない稲森と、飛ばし屋のデシャンボー 今大会で一番の注目組が実現

曲がらない稲森と、飛ばし屋のデシャンボー 今大会で一番の注目組が実現(撮影:GettyImages)

WGC-ワークデイ選手権アット・ザ・コンセッション 3日目◇27日◇コンセッション・ゴルフ・クラブ(米フロリダ州)◇7564ヤード・パー72>

身長169センチ、体重68キロの鹿児島が生んだ「日本一曲がらない男」が、世界のトップフィールドで奮闘している。稲森佑貴はムービングデーに3バーディ・3ボギーの「72」とスコアを伸ばすことができず、トータル3アンダー。スタート時の20位タイから28位タイに順位を落としたものの、米国本土での初めての試合とは思えない活躍を見せている。

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稲森の武器は、なんといっても飛距離よりも正確性にある。国内男子ツアーでのフェアウェイキープ率は、15年から5年連続で1位。18年には歴代最高の73.69%というフェアウェイキープ率をマークした。そして、20-21年シーズンのフェアウェイキープ率も78.01%でトップ、賞金ランキングでもトップを快走中だ。

軽く300ヤードをキャリーで超えてくる世界の飛ばし屋たちを相手にしても、自分の持ち味をいかんなく発揮。この3日間でフェアウェイを外したのは、42ホール中4回だけ。今大会のフェアウェイキープ率90.48%は全体で2位タイの数字だ。ドライビングディスタンスこそ、278.2ヤードで出場71人中最下位の数字だが、ゴルフは飛ばしだけではないことを、そのプレーで証明している。

3日目を終わって本人が課題に挙げたのは、日本にはない芝質。「ラフだから転がるかと思ったら、きれいに入っちゃうと普通にスピンがかかる」、「アプローチは下がぺたぺたなんで、止まり具合が読めない」、「グリーンは読めているつもりで、なかなか難しいです」。芝への適応は海外に挑戦する日本人の誰しもがぶち当たる壁。稲森の囲み取材では、多くの課題を抱えているように聞こえるが、スコアはそこまで悪くない。

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