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柏原明日架は“始動”でクラブを置き去り 「ヘッドが遅れてくる感覚がわかります」【ゴルフの飛距離アップ】(No.167096) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

テークバックでは体の回転を先行させ、ヘッドを置き去りに。トップでは上半身を深く捻転し、右股関節にしっかり体重を乗せる(撮影:米山聡明)

寒い時期は着ぶくれして動きづらくなるし、体のキレも落ちる。半袖でプレーできる暖かい時期に比べると、どうしてもドライバーは飛ばなくなる。そんな寒い日のゴルフでも、1ヤードでも遠くに飛ばしたいのがゴルファー心理というもの。クラブを効率的に使って飛ばす柏原明日架に、冬でも夏でも飛距離アップできる「シャフトに仕事をさせる」方法を聞いた。

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シャフトをしならせようとすると、ダウンスイングで力みがち。そうすると腕に余計な力が入り、かえってシャフトはしならなくなる。柏原はスイングの一番最初の段階、テークバックが重要だという。

「シャフトをしならせるポイントは2つあります。1つ目は体が先行して、ヘッドが遅れてくる感覚をつかむこと。ヘッドが先行してしまうと、シャフトの性能を引き出せません。この感覚を身につけるには、テークバックで体の回転を先行させ、ヘッドは一番最後に引きずるようにして上げてください」

ローリー・マキロイ(北アイルランド)や石川遼など、体が小さくても効率的に飛ばしているプロのスイング動画をよく見てみると、テークバックではヘッドが一瞬遅れてシャフトが“く”の字にしなっていることがわかる。この時点でもうシャフトは動き始めている。これをヘッドからヒョイッと上げてしまうと、シャフトのおいしいところを生かせなくなるのだ。

では、シャフトをしならせるもう1つのポイントとは? 「トップで右股関節の上に乗って、上半身を十分に捻転させることです。そうすれば、右足にパワーが溜まって、スムーズに下半身から切り返すことができます。トップでは右足の付け根に斜めの“しわ”を作ることを意識しましょう。この“しわ”が横方向にできるのがスエーで、ミスにつながりますよ」。

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