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マジェスティゴルフ、50周年。“攻め”の『MAJESTY Royal』シリーズ、3月26日デビュー

金谷多一郎「HS45m/sで振っても【TOUR S】なら大丈夫!」と、高打ち出し・低スピンのドライバーに笑顔満開

9日、[マジェスティ]()ゴルフとなった)そして、来る3月26日に発売されるのが『MAJESTY Royal』シリーズだ。

キーワードは“攻め”。50代向けの軽量クラブだが、精悍なブラック仕上げで本質を知る大人に向けた“攻め”の『MAJESTY Royal』となる。ドライバー(12万円+税)の製品特長は他社品と比べたマシンテスト初速で+1〜1.5m/s以上を記録。また、オフセンターでも安定した飛距離が出るよう、上下左右に打点を外した際にも“攻めていける”ドライバーとなった。

テクノロジーは大きく3つ。まず「3Dウェブフェース」で、ルールギリギリを狙って裏側を高精度CNC加工で研磨し、“攻め”の反発フェースを手にした。次に、クラウン部は一般的なものより1.5倍の強度を持つ「高強度TPカーボンクラウン」を採用して低重心化。これらの性能を活かすのが2タイプ用意されたシャフトとなる。“しなりで飛ばす”のは『MAJESTY LV540』(SR、R、R2)で、高弾性78tカーボンとMR70を複合。“叩いて飛ばす”のは『MAJESTY LV540 TOUR』(TOUR S)で、こちらは高弾性78tカーボンにボロンで粘りを生み、HS40m/s以上の振れる人でも合わせることなく振り切れる。

ドライバーだけでなく、FW(75,000円+税)も“攻め”の設計。ソールには117gものタングステンを使用し、徹底的な低重心化を図って飛距離性能を追求。フェースには“攻め”のフェース素材『ZAT-158チタン』を採用し、しなやかかつ薄肉化。この素材はFWだけでなく、UT(6万円+税)にも採用されており、シリーズのウッド全てがチタンフェースとなる。また、アイアン(5本・175,000円+税)はキャリーで狙える「新・飛び系アイアン」となる。堅牢ボディと薄肉フェースの攻めた作りで7Iロフト27°でも大きなキャリーを生み出すとか。

デモンストレーションした金谷多一郎プロは、ドライバー(TOUR S)の1球目でHS44.6m/s、BS66m/sで265.4ヤードを記録し「カーボンコンポジットと思えないいい打感」と話す。2球目は打ち出し角17.1°を記録し、スマッシュファクター1.45ながら267.2ヤード、2300rpm前後の「高打ち出し・低スピン」を記録し「我々シニアになると球を上げたくなってロフトが付いてスピンも増える人が多いのに……、初めて打ったとは思えない」と驚いていた。

また、長尺かつ軽量のSRを試打すると、HS42.2m/sながら、244.6ヤードを記録。金谷プロはHS40m/s以下に抑えるつもりだったが、「HSが出てしまった。シャフトのトルクが抑えられた感じで弾き感がすごい」とのこと。同社マーケティングの岩井徹氏は「マジェスティを試打する際によくあることなんですが、HSが思っているよりも出てしまうんです」と話していた。

また、3W(SR)を試打してHS40.2m/sを記録。これも「HSが出てしまう」と金谷プロ。岩井氏が注目したのは、打ち出し角。「FWは上がりが命。なかなか3Wで打ち出し角15°って出ないんですが、軽いチタンに重いタングステンが入って低重心な部分が効いています」。5U(SR)もHS39.2m/sで打ち出し角22°(キャリー189.9y、トータル200.9y)を記録し、タングステン✕チタンの効果を感じさせるデモだった。

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