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契約フリーの片山晋呉はクラブに「100万は使った」 昨年買って良かったクラブとは?(No.165044) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

ドライバーはピン、FWとUTはテーラーメイドとピン、アイアンはスリクソン、ウェッジはタイトリストとキャロウェイを入れている(撮影:福田文平)

片山晋呉は昨年、用品契約フリーとなり、実に様々なメーカーのクラブをキャディバッグの中に入れていた。「フリーになって楽しい」、「本当にゴルフショップに行っている」という片山が、2020年のギアについて語る。

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当然ツアープロは契約メーカーのクラブを使う。片山や池田勇太のように契約していない選手も、ツアー会場などで各メーカーの担当者とコミュニケーションをとりながらクラブ調整を行うのが一般的だ。片山のように賞金王を5度獲得した現役バリバリのシード選手が、自分のクラブを探しにゴルフショップに行くのはあり得ないこと。ところが、「いまでもショップに行っている。一昨日もクラブを買いに行きました」と年末の取材時に話していたように、片山のSNSにはたびたびゴルフショップの様子が上がる。

ゴルフショップに行ったとしても、片山が打てるようなスペックはなかなかないだろう。ましてやショップの店員がツアー通算31勝の永久シード選手にクラブを勧めている様子は想像しにくい。片山はゴルフショップに行く理由として、「各メーカーの新製品をまず見られる。全部自分で見て、カタログを見ながら数字も確認して、どういう傾向になっているのか知識として入れています」と語る。そんなに熱心な“お客さん”がいたら店員が話しかけてきそうだが、「話さないオーラを出しています(笑)。話しかけられても『僕は見てるだけなので大丈夫です』っていう感じ」。

店員とは話さないので店内で試打はしない。「いいなと思ったら店を出てすぐメーカーに頼む。『これありますか?』って」。それでも実際に店舗でクラブを購入することもある。「(昨秋までは)ツアーがなくて暇だもん。買うよね。昨年はシャフトも入れたら100万くらいは使っている。フリーになったからしょうがないよね」。ツアープロとはいえ、ゴルフクラブに“100万円”も使えるなんてサラリーマンゴルファーにはうらやましい話。買って使わなくなったクラブは中古ショップに売らずに、「人にあげている」という。

本当に知りたいのは、片山が昨年買って良かったクラブや気になったクラブ。「メーカーに迷惑がかかるから、あんまり言えない」と前置きしつつ、「日本のブランドでは『BB4』が良かった」と教えてくれた。『BB4』はゴルフ工房に卸しているいわゆる“地クラブ”メーカー。片山はツアーに供給がないクラブヘッドやシャフトもかなり試しているようだ。

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