【日本代表】ナカマツ・ルアン、金髪で合宿初参加「代表に行くんで、目立ちたいなと」
日本代表は9月26日、高円宮記念JFA夢フィールドで国内合宿2日目のトレーニングを行った。
午前練習を終えた木暮ジャパンは、17時30分から午後練習をスタートした。3対1の“ロンド”でウォーミングアップを行った後、午前と同じくハーフコートで2組に分かれて“ピサーダ”を織り交ぜたパス練習や連係のメニューを実施。その後、メンバーを入れ替えながらゲームを行い、約2時間、汗を流した。
シュライカー大阪に所属するルアンは今シーズン、5月のオーシャンカップで初めてピッチに立つと、5試合で4得点を挙げてチームの4位に貢献し、Fリーグ開幕後も存在感を発揮してきた。ブラジル・サンパウロ出身だが、日本でのキャリアは長い。名古屋オーシャンズU-15、U-18を経て、2020年から名古屋サテライトでプレーするなかで頭角を示し、満を持して今シーズン、大阪へと移籍。新天地でFリーグデビューを果たすと、9月11日付けで日本国籍を取得した。
そのわずか10日後の21日、今回のトレーニングキャンプのメンバー発表で代表候補リストに名を連ねたのだ。まさに彗星の如く現れた逸材だ。183cm・78kgの恵まれた体格と、国内では数少ない長身レフティというキャラクター。ピッチ外でも、日本語も関西弁もペラペラという陽気な21歳である。
2日目のトレーニングを終えてなにを感じたのか。そんなナカマツ・ルアンに話を聞いた。
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木暮監督から頭をもっと鍛えろ、と
──日本国籍を取得してすぐに代表候補に選出されました。実際に参加してみていかがですか?
やったことがない戦術で、難しいです。ですが、2部練など、すごくいい環境だなと思います。
──強度はいかがでしたか?
やっぱり代表というのもあって、強度が高いなと思いました。チームとは異なり、すごく走る戦術なので、その仕組みが違うのかなというのもありますね。
──代表でアピールしたいものは?
1対1と左足のシュートが得意なので、そこを積極的にやろうと思っています。
──トレーニング後、木暮賢一郎監督となにを話されていたんですか?
サイズもあって、ポテンシャルがあるって言われたんですけど、戦術理解や戦局、スコアについてですね。そのスコアの時にどういう戦い方をするのかが足りてない、頭の部分をもっと鍛えてほしいと言われました。
──セットプレーの練習では、シュートが合わない場面もありましたね。
初めてやるメンバーなので。あと、相手もみんなセットプレーについてわかっていますし、練習試合だったらまた違うのかなと思います。
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──髪を染めて、雰囲気がガラッと変わりましたね。金髪に染めたのは代表に向けて?
代表に行くんで、目立ちたいなというところで。外見から変えていこうと。
──大阪に加入する前後でも髪色が変わっていましたが、新天地に向けて気合を入れるとか?
いえ、気分ですね。変えたい時に、飽きたら変えます。(大阪でも)本当はあんまり良くないって言われてたんですけど、好きなんで。目立ちたいんで(笑)。
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