新生シクサーズがついに始動!ハーデンが明日のウルブズ戦で新天地デビューへ<DUNKSHOOT>
現地時間2月10日、ベン・シモンズらとの交換でブルックリン・ネッツからフィラデルフィア・セブンティシクサーズに加入したジェームズ・ハーデン。リーグ有数のスコアラーの移籍は大きな話題となったが、加入前に左ハムストリングを痛めていた影響で、新天地デビューはお預けになっていた。
しかし明日、敵地で行なわれるミネソタ・ティンバーウルブズ戦でシクサーズデビューを飾ると『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。ハーデンは2月2日の試合を最後に戦線離脱し、オールスターゲームも欠場していたが、ついにコートへ戻る準備ができたようだ。
今季のハーデンはネッツで44試合に出場し、平均22.5点、8.0リバウンド、10.2アシストをマーク。得点はリーグ16位も、アシストはフェニックス・サンズのクリス・ポール(10.7)に次ぐ2位、トリプルダブル(9回)は3位タイとなっている。
現在シクサーズは35勝23敗(勝率60.3%)でイースタン・カンファレンス3位。首位のシカゴ・ブルズ(39勝21敗/勝率65.0%)とは3ゲーム差だけに、2年連続のトップシード獲得も十分可能だ。
入団会見で「俺はここ(シクサーズ)へ来たかったし、ここで時間を過ごしたかった。(ゴールは)もちろんチャンピオンシップを勝ち取ることだ」と意気込みを語っていたハーデン。大黒柱のジョエル・エンビードは「わくわくしている」と新たな相棒とのプレーを心待ちにしており、移籍後はユニフォームのセールスが1位に浮上するなど周囲の期待値も高まっている。
2018年のMVPは、得点源のエンビードやトバイアス・ハリス、成長著しいタイリース・マキシー、経験豊富なダニー・グリーンといった新しいチームメイトとどんな連携を見せるのか。そして1983年を最後にチャンピオンの座から遠ざかっているシクサーズを頂点に導くことができるのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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