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ネッツに移籍したシモンズのデビューは?ナッシュHCは「精神的にかなりいい状態にある」と早期復帰を示唆<DUNKSHOOT>

シモンズは昨年5月を最後に試合から遠ざかっているが、指揮官は早期復帰を示唆した。(C)Getty Images
現地2月14日、ブルックリン・ネッツの本拠地バークレイズ・センターに10日にフィラデルフィア・セブンティシクサーズからトレードで加入したベン・シモンズの姿があった。

ネッツのロゴがプリントされたフーディーに身を包んだシモンズは、シュートアラウンドでエースのケビン・デュラントをはじめ、新しいチームメイトとコミュニケーションを取っただけでなく、その後行なわれたサクラメント・キングス戦もベンチで見届けた。

となれば、今度はコートでプレーする姿を観たいもの。しかし、昨年5月のプレーオフを最後に、シモンズは1度もNBAの試合に出ていない。半年以上のブランクがあるためスティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチは慎重になっており、復帰までの具体的なスケジュールはまだ定めていないという。

それでも、“その時”は確実に近づいている。ナッシュHCも「彼は精神的にかなりいい状態にあると思う。あとは身体的な準備ができた時にプレーすることができるだろう」と、シモンズがネッツの一員としてコートに立つ日がそう遠くはないことを示唆している。
シーズン途中での加入となるが、ネッツ内では彼がチームにフィットすると楽観的に捉えているようだ。3年目のニコラス・クラクストンは、「チームは過渡期にある。(シモンズ加入で)チームはディフェンスでより多くスイッチできるようになるだろうし、サイズもある。きっとより楽しくなるだろうね」と、守備力に定評のある211センチの大型司令塔加入による好影響を語っていた。

なお、シモンズと一緒にシクサーズから加入したセス・カリーとアンドレ・ドラモンドは、キングス戦で早速新天地デビュー。2人とも先発で起用され、カリーはチーム最多の23得点に7リバウンド、5アシスト、ドラモンドは11得点、9リバウンド、4アシストの活躍で連敗ストップに貢献した。

彼らに続き、シモンズがブラック×ホワイトのユニフォームに袖を通し、コート上で躍動する姿を多くのファンが待ち望んでいる。

構成●ダンクシュート編集部

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