ウォリアーズのグリーンがTNTファミリーの仲間入り!現役ながら放送界でも働く“二刀流”選手に<DUNKSHOOT>

NBA10年目のグリーンはウォリアーズの中心選手として貢献する傍ら、メディアにも活躍の場を広げることに。(C)Getty Images
 現地時間1月27日(日本時間28日、日付は以下同)、『Turner Sports(ターナー・スポーツ)』がゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンと複数年契約を結んだことを発表した。

 これによりグリーンは今後、現役選手でありながらシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)やチャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか)、ケニー・スミス(元ヒューストン・ロケッツほか)らとともに『TNT』が放送する「Inside the NBA」などの番組へ出演することになる。

 長年ウォリアーズのヴォーカルリーダーを務めるグリーンはトークでも注目を浴びており、昨年スタートした自身のポッドキャスト番組における発言は、複数のメディアが取り上げるなど、率直かつ独特な表現力が際立っている。

「ドレイモンドはコート上でもカメラ前でも信じられないほど多才だ」と、シニアバイスプレジデントのタラ・オーガストはグリーンの才能を絶賛する。そして本人も、リリースの中で今後への抱負を語っている。
 「ここ数年、『Turner Sports』とともに仕事をしてきたことは素晴らしい経験になっています。私は彼らが楽しませるやり方、様々なファンと真摯に向き合う姿勢をとても信頼しています。正式にTNTファミリーの一員になれたことをこのうえなく誇りに思います」

 現在31歳のグリーンは、今季でNBAキャリア10年目。3度のリーグ優勝、2017年には最優秀守備選手賞に輝いたほか、オールスターに3度、オールNBAチームに2度、オールディフェンシブチームに6度選ばれた実績を誇る。

 ウォリアーズでプレーする傍ら、『TNT』の番組にも出演するという異例の“二刀流”選手になるグリーン。シャックやバークレーら強烈な個性を持つレジェンドたちとのトークなど、大いにファンを楽しませてくれることだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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