2戦連続出番なしの渡邊雄太と右肩上がりの八村塁…NBA史上3度目の“日本人対決”実現なるか<DUNKSHOOT>
現地時間1月21日(日本時間22日、日付は以下同)、日本のバスケットボールファンにとって注目の一戦が行なわれる。
八村塁擁するワシントン・ウィザーズが、ホームに渡邊雄太所属のトロント・ラプターズを迎えるのだ。両チームは今季すでに3度(10月20日、11月3日、12月5日)対戦しているものの、最初の2試合は両日本人ともメンバー外、12月の3試合目は渡邊のみ出場したが、八村はまだ復帰へ向けた調整段階で不出場だった。
今季最後の対戦となる4試合目は、ともにベンチ入りを果たす可能性が高いだけに、直接対決への期待が高まる。なお、昨季も3度行なわれた対戦では、いずれもどちらかが欠場。2人が同時出場を果たせば、渡邊がメンフィス・グリズリーズに所属していた2019年12月14日と20年2月9日以来、通算3度目の“日本人対決”となる。
ひとつ危惧されるのは、渡邊が直近2試合でプレータイムをもらえていない点だ。11月24日の今季初出場から12月にかけては、毎試合10~20分、主力の不在時には30分以上の出場時間を得ていたが、年明け以降は自身の離脱もあって出番が激減。1月11日~15日には3試合中2試合で先発に起用されながら、いずれも無得点と結果を残せず、現在に至る。
ここ2試合、ラプターズは先発5人+ベンチ2人の7人ローテーションを採用。フレッド・ヴァンブリートとパスカル・シアカムはともに40分以上コートに置くなど主力を酷使する一方で、チームは連敗と結果が出ていない。ロード5連戦の最終日となる次戦で、ニック・ナースHCがどのような選手起用を見せるのか気になるところだ。
一方の八村は1月9日の復帰以降、6戦連続出場中。過去2年と違い、今季はベンチからの出場となっているが、直近2試合はいずれも2桁得点(11点、14点)と調子は右肩上がりだ。
現在、ウィザーズは23勝22敗でイースタン・カンファレンス8位、ラプターズは21勝21敗で9位タイ。プレーオフを争う上でチームとしても負けられない一戦で、日本人が躍動する姿が見られるか。楽しみに待ちたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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