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“イケメン新人王”インディアが魅せた神対応に「人間の鏡!」と感動の声。自閉症で野球ができない青年に…

レッズのリードオフとして21本塁打、出塁率.376の好成績を残し、21年新人王に輝いたインディア。そしてオフに見せた振る舞いは、その成績と同じくらい輝かしいものだった。(C)Getty Images
スポーツ選手は聖人君子であるべき——という風潮は昨今、大きく変わってきている。しかし、結果を残しながら、振る舞いも真に尊敬できるようなものであれば、より“箔”がつくのも確か。現地時間1月19日、ある一人の青年が投稿した、2021年ナ・リーグ新人王の神対応が大きな反響を呼んでいる。

【動画】新人王インディアの“神対応”! ファンのインスタフォロー。そして…

「ジョナサン・インディアは今も、そして今後もずっと僕の一番大好きな選手だ!」とツイートしたのは18歳の青年、パントリック・キンマン。そこには、彼とある男性がやり取りをしながらハグしている動画も載せられていた。その男性こそが、昨年のナ・リーグ新人王に輝いたイケメン二塁手、ジョナサン・インディアだ。

2人が出会ったのは、現地1月16日に行なわれたNFLシンシナティ・ベンガルズとラスベガス・レイダースが対戦したプレーオフの試合前。インディアは同じフランチャイズで、6年ぶりの大舞台進出を決めたベンガルズを応援するために会場へ訪れたのだが、その時、彼の大ファンだとして興奮しながら歩み寄ってきたのがキンマンだった。

2人はさまざまな会話をする中、インディアはキンマンが自閉症によって野球ができないことを知る。すると、おもむろに自身のスマートフォンを取り出すると、インディアはキンマンにインスタグラムのアカウントを教えてくれないかと申し出て、その場でフォローしたのだ。これだけでも興奮の絶頂とも言える出来事だが、21年新人王の“神対応”はこれで終わらない。
インディアはさっとハグすると、耳元で「今シーズン、見たい試合があればチケットを用意するよ」とニッコリ。これにはキンマンも「え、本当に……うそでしょ……オーマイガー」と興奮と戸惑いが入り混じった様子で、感謝の想いを届け続けた。

そして、彼らのやり取りを撮影した動画は一気に拡散。数万いいねがつく“バズり”具合を見せ、ツイッターフォロワー数38万超の人気記者ジェレッド・カラービスは「ジョナサン・インディアは人間の鏡だ」とコメント、レッズと同じナ・リーグ中地区のセントルイス・カーディナルスの番記者ブレンダン・シェーファーも「僕にとっても大好きな選手になった。相手ファンからも愛され、素晴らしいやり方で自身の価値を示す、フィールド外でも信用できる人間の好例だよ」と大絶賛していた。

もっとも、インディアはキンマン以外にも数多くのファンとの2ショットやサインを笑顔で応じていたようで、シンシナティでの人気も一気に上昇したようである。この神対応が天にも通じたのかは分からないが、ベンガルズは大熱戦を制して31年ぶりのプレーオフ勝利も達成している。

構成●THE DIGEST編集部

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