カリーがバスケの聖地で偉業達成!通算3ポイント成功数でアレンを抜いて歴代トップに浮上!<DUNKSHOOT>

カリーは本日のニックス戦で5本の3ポイントを決め、通算成功数でアレンを抜いて歴代トップに立った。(C)Getty Images
 NBAに新たな歴史が刻まれた。

 12月14日(日本時間15日)、ニューヨークのマディソンスクエア・ガーデン(MSG)で行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズとニューヨーク・ニックスの一戦。ウォリアーズのステフィン・カリーが、通算3ポイント成功数でレイ・アレン(元シアトル・スーパーソニックスほか)の2973本を抜き、歴代トップに浮上した。

 前日のインディアナ・ペイサーズ戦で5本の3ポイントを沈め、アレンの記録にあと1本に迫って迎えたこのニックス戦、カリーは第1クォーター残り10分56秒にゴール中央から3ポイントを決めてレジェンドに並ぶ。

 そして残り7分33秒、アンドリュー・ウィギンズのパスを受けたカリーは右45度付近から鮮やかにネットを射抜き、アレン超えを成し遂げた。
  記録達成の瞬間、バスケットボールの聖地MSGの観客は大騒ぎ。試合は1度ストップしNBAレコード更新のアナウンスが流れ、カリーはチームメイト、コーチ陣、コートサイドで観戦していた父デル、そして最後に通算成功数1位だったアレンとハグ。さらにカリーの母ソーニャ、デイビッドソン大時代の恩師ボブ・マキロップも会場に訪れ、カリーの偉業を称えた。

 最終的にカリーはこの試合で5本の3ポイントを決めて通算2777本に。NBA史上最高のシューターは、アレンが1300試合で残したリーグレコードを789試合で更新した。

 また今季は1試合平均5本以上の長距離砲を沈めており、今年中に3000本超えを果たすのはほぼ確実。ウォリアーズのエースは現在33歳で契約は2026年まで残っているが、大きなケガさえなければ、通算4000本も狙えるかもしれない。

 試合はカリーが22得点、ジョーダン・プールが19得点、ウィギンズが18得点、ネマニャ・ビェリツァが14得点をマークし、ウォリアーズが105−96で勝利している。

構成●ダンクシュート編集部

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