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大谷翔平

大谷翔平宣言通りの24号ホームラン!オールスターのホームラン競争に参加の可能性も

写真:大谷翔平(USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
6月19日、メジャーリーグ「ロイヤルズ対エンゼルス」の一戦が行われ、「2-5」でエンゼルスが勝利した。

2番指名打者で出場した大谷翔平は、5回の第三打席で今シーズン24本目のホームランを放った。

6月だけで9本ものホームランを放った大谷だが、懸念されるのはオールスターの「ホームラン競争」への参加だ。

6月は打者として大暴れの大谷翔平

「明日、151本目を目指して頑張る」

前日にメジャーリーグ通算150号を記録した大谷は、こうコメントしていた。

まさに有言実行となる151本目のホームランは、今シーズン24号となり、ホームランランキングで首位を独走する一打となった。

ロイヤルズのザック・グリンキーの投げた6球目のカーブもインコース低めであったため悪くなかったが、今の大谷にとってはスタンドまで運べるボールだったようだ。

これで打点も58点に伸ばし、アメリカン・リーグで単独首位に躍り出た。

打率も3割の大台に乗っているため、まさに「手が付けられない状態」となっている。

6月だけで9本ものホームランを放ち、自己最多となる年間46本を上回る可能性も出てきている。

さらにこの試合では、次の打者であるトラウトもホームランを放っており、今シーズン6度目となるトラウタニ弾となった。

エンゼルスもこの勝利で41勝33敗の貯金「8」とし、プレーオフ進出の可能性も出てきている。

懸念される大谷のホームラン競争への参加

1985年から行われるようになったホームラン競争は、オールスター戦の見どころの1つとなっている。

大谷も2021年に日本人で初めて参加している。

しかし、その年の後半戦は、ホームラン競争への参加による疲れとフォームの乱れによって失速してしまった。

投手としても活躍する大谷にとって、オールスターへの参加だけでもかなりの負担となるが、ホームラン競争にも参加するとなると2021年のように後半戦に響いてしまう可能性が高い。

メジャーリーグとしては、盛り上げるために両リーグトップとなる24本ものホームランを放っている大谷にホームラン競争へ参加してほしいはずで、ファンも「ホームラン競争で優勝も狙えるのでは」と期待してしまう。

結果はどうであれ、大谷がホームラン競争に参加するだけで確実に盛り上がるはずだ。

エンゼルスのプレーオフ進出のために辞退となるのか、はたまたメジャー屈指の打者としてホームラン競争に参加するのか。

その判断が後半戦に大きな影響を及ぼしそうだ。

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