大谷翔平の活躍と山田哲人のタイムリーなどで中国に勝利、WBCの波乱連鎖を断ち切る
写真:山田哲人(長田洋平/アフロスポーツ)
3月9日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンドプールB第一戦、「日本対中国」の一戦が行われ、8-1で日本代表が勝利した。
先発投手となった大谷翔平は、4回をシャットアウトでバッティングでも2安打2打点の活躍。
さらに強化試合で絶不調だった山田哲人にも待望のタイムリーが生まれた。
侍ジャパンは最高の状態で明日の韓国戦を迎える。
侍ジャパンは中国の粘り強さに序盤は苦戦するも終わってみれば8-1の完勝
大谷翔平は、初回から素晴らしい投球で4回までスコアボードに「0」を並べた。
さらにバッティングでは、4回裏にタイムリーツーベースを放ち自らの投球を援護する。
6回には、中国の1番打者リャン・ペイが戸郷からソロホームランを放ち2点差に詰め寄った。
その後も中国は粘り強い野球を展開し、7回には1アウト1,2塁のチャンスを作り、侍ジャパンに詰め寄る。
しかし、戸郷がさすがのピッチングで2者連続三振を奪いピンチを凌ぐと、7回裏には7番の牧のソロホームランで4-1と中国を突き放す。
そして8回の裏、侍ジャパンの打線が爆発する。
先頭打者の大谷がライトへのヒットで出塁すると、そこから打者一巡の猛攻を見せる。
強化試合から絶不調だった山田哲人のタイムリーヒットも生まれるなど、結局4点を追加し8-1。
9回は伊藤大海が被安打0のパーフェクトな投球で試合を締めた。
オランダ、パナマ、オーストラリアが波乱を起こすも侍ジャパンは連鎖を断ち切る
2023WBCは、開幕してから波乱続きだった。
オランダがキューバに4-2で勝利し、パナマもチャイニーズ・タイペイに12-5で勝利。
さらには大会2日目の今日は、オーストラリアが韓国に8-7で勝利した。
まさに波乱続きであり、「もしかして侍ジャパンも」といった不安もあったが、大谷翔平の投打での活躍と山田哲人のタイムリーなど、多くの侍メンバーが活躍しこの負の連鎖を断ち切った。
明日は2連敗すれば決勝ラウンド進出が難しくなる韓国代表が相手だ。
韓国代表は、背水の陣で闘志むき出しで挑んでくることが予想できる。
明日の先発はヒーローインタビューで大谷の口から宣言された通り、ダルビッシュ有となる。
激しい試合になることが予想されるが、ぜひ侍ジャパンには2連勝してもらいたいものだ。
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