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マイク・トラウト(エンゼルス)

大谷あわや満塁弾のタイムリー、エンゼルス大爆発も懸念されるレンドンとトラウトの不調

写真:マイク・トラウト(エンゼルス) 提供:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
アスレチックス藤波晋太郎との日本人対決は、大谷翔平の圧勝となった。

4月2日、メジャーリーグア・リーグ「アスレチックス対エンゼルス」の一戦が行われ、13-1でエンゼルスが勝利した。

大谷翔平はあわや満塁弾のタイムリーを含む5打数2安打2打点と大活躍となった。

しかし、3枚看板の残り2人であるレンドンとトラウトは、不調気味となっている。

3回に一気13得点も懸念されるスター2人の不調

開幕戦に敗れ絶対に勝ちたいエンゼルスは、この試合で投打で圧倒的な強さを発揮した。

WBCの日本戦で抜群の投球を披露したサンドバルが先発し、5回1失点の好投、リリーフのタッカー・デービッドソンは4回無失点で抑えた。

打者では先頭打者のテーラー・ウォードが5打数3安打4打点と大爆発。

8番のジョバンニ・ウルシェラも4打数3安打2打点と爆発し、終わってみれば11安打13得点の圧勝となった。

しかし、大勝とは裏腹に、レンドンとトラウトのスター2人の不調が気になるところだ。

トラウトは開幕から2試合終えた時点で7打数1安打の打率.143。

レンドンにいたっては6打数無安打の打率.000となっている。

トラウトが年俸54億円、レンドンは年俸49.5億円となっており、大谷の43億円よりも高くなっている。

2番、3番、4番を務めるこの3枚看板全員が躍動しない限りは、エンゼルスがポストシーズンに進出する可能性は低くなる。

大谷、サンドバルといった頼れる投手陣もいるため、打撃陣が好調を維持できれば、ポストシーズンに進出できるはずだ。

レンドンとトラウトの2人はこれまでも故障や不調でシーズンを通してチームに貢献出来ていないため、今季はシーズンを通した活躍が期待される。

この2人が打撃好調となれば、大谷も申告敬遠される機会が減るはずだ。

リーダーとしての自覚が見られる大谷

エンゼルスの開幕戦、先発した大谷が6回無失点の好投を見せるも終盤にリリーフ陣が捕まり逆転負けとなった。

自らの勝利がなくなったのだからイラついても無理はないが、大谷はそういった表情を見せることなく味方を鼓舞し続けた。

さらに大勝となった2戦目でも、タイムリー後のベース上でベンチに向かっておどけて見せるなど、チームの雰囲気作りにも注力していた。

まさに「リーダーとしての自覚」が見て取れる今季の大谷。

これもWBC優勝の影響なのだろう。

レンドン、トラウトを含めた3枚看板の今後の活躍を期待しよう。

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