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色褪せない天才バットマンの輝き。米メディアが“MLB歴代トップ100”にイチローを選出した理由は?

力だけに頼らない卓越した打撃スキルで違いを生み出したイチロー。その功績を米メディアが改めて称賛している。(C)Getty Images
 日本が生んだ安打製造機の輝きは、今も色褪せない。

 現地時間2月2日、米スポーツ専門局『ESPN』は、MLBの歴代トップ100人を独自に選出した特集記事を掲載。46位にイチロー(元マリナーズ)をランクインさせた。

 フランク・トーマス(元ホワイトソックス)やトニー・グウィン(元パドレス)、そしてノーラン・ライアン(元アストロズ)など、居並ぶのはいずれも球史に名を刻んだスターばかり。イチローも彼らと同様に、MLBで一時代を築いた。2001年にオリックスからマリナーズに移籍したヒットメーカーは、1年目からMVPと新人王を“ダブル受賞”。 そこから10年連続200安打を記録した。2004年にはジョージ・シスラーの持っていたMLBシーズン最多安打(262)を更新し、文字通り世界一の安打製造機となった。

 さまざまな名シーンとともに、彼が当時に巻き起こした一大フィーバーを覚えている人も少なくない。惜しまれながら引退した天才バットマンについて「彼は日本人で初めてアイコニックな活躍を示したメジャーリーガーだった」と記した『ESPN』は、選出理由について、次のように続けた。

「ステロイド時代のメジャーリーグにあって、その打撃スタイルは稀有で、往年の雰囲気を感じさせた。最初の10シーズンで常に200安打以上を放ち、驚異的な耐久性を誇ったイチローは、メジャーに27歳でやってきたわけだが、それでも難なく3000安打(日本時代を含めると4367本)を達成した」

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 さらに同メディアは、ヒットを淡々と打ち続ける偉才の姿を「唯一無二だった」とも褒めちぎる。そして独特な表現でナンバー51を称えた。

「イチローがパワーヒッター全盛の時代にあって、ひときわ異彩を放つ存在だったのは間違いない。彼のように内野安打ばかりを集めた動画がYouTube上にあがる選手が他にいるだろうか?」

 往年のスーパースターたちと同格、あるいはそれ以上として扱われる。これこそが、イチローの傑物ぶりを如実に物語る一例と言えるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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