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「先発へのトライが株を上げるかも」ソフトバンク新助っ人チャットウッドの起用法に、米メディアも興味津々

昨年はブルージェイズでリリーフを務めたチャットウッド。ソフトバンクではどんな役割を担うのだろうか。 (C) Getty Images
経験豊富な右腕の日本球界参戦に、海の向こう側からも熱い視線が注がれている。

昨年の大晦日、ソフトバンクがメジャー通算52勝を挙げているタイラー・チャットウッドとの契約に合意したことが明らかになった。

チャットウッドはロッキーズやカブスなどを渡り歩いた32歳。2016年には先発で12勝を挙げた一方、ブルージェイズに所属した昨年はリリーフとして32試合に登板し、ブルペンを支えた。

先発、中継ぎの両方で実績のあるチャットウッドの起用法には、米メディアも注目している。移籍情報を取り扱う米サイト『MLB Trade Rumors』は、「ホークスのブルペンで仕事をするのか、それとも先発投手として再起を図る可能性があるのか、観察するのも面白い」と関心を寄せた。
「先発、中継ぎ、ロングリリーフという選択肢がチームには与えられるだろう」と、チームはどのポジションでも起用できるとした同メディア。一方、チャットウッド個人にとって望ましい起用法については、以下のように推察している。

「先発として働くことへのトライが、将来的にMLBチームへの彼の株を上げるのに役立つかもしれない」

先発では、9勝を挙げたニック・マルティネスが退団したものの、途中でチームを離れていたコリン・レイを再獲得したソフトバンク。一方、リリーフでは、中日から又吉克樹を獲得して補強を図った。日本一奪還に向けるチームは、助っ人にどのような役割を託すのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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