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美しすぎるスイングはツアー撤退後も健在 22年開幕戦に出場する諸見里しのぶの円熟したプレーに期待 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

来季の開幕戦で“復帰” 諸見里しのぶの円熟プレーに期待だ(撮影:GettyImages)

2019年の「大王製紙エリエールレディス」を最後に、ツアーの第一線から離れている諸見里しのぶが22年女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の出場を心待ちにしている。

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05年のプロテストに一発合格し、わずか3試合で翌シーズンのシード権を獲得。06年「SANKYOレディス」で初優勝を挙げると、07年には「日本女子オープン」を制し、国内メジャー初戴冠を果たした。そして09年には史上8人目となる国内女子メジャー3冠を達成。再現性の高い美しすぎるスイングは、今もなおツアー屈指の呼び声が高い。諸見里は同期の上田桃子とともに女子ツアーの一時代を築いてきた。

「現役当時のショットには及ばないかもしれませんが、推薦をいただきダイキンオーキッドレディスに出場するのは今から楽しみで仕方がありません」と、諸見里はいう。

ツアーを離れる大きな原因となった第4肋軟骨(ろくなんこつ)の炎症は、未だ完治していない。ボールを毎日打つ生活からも離れた。だが、ツアーを退いてから積んだ経験が諸見里のゴルフを円熟させている。ステップ・アップ・ツアーのコースセッティングを担当したり、レギュラーツアーのテレビ解説を経験し、現役選手とは違った角度からコースの攻め方を見てきたことが、諸見里のゴルフをさらに進化させている。

「毎年同じなんですが、すごく応援していただいて、今ゴルフができている。プロゴルファーとして活動しているのも、ダイキンオーキッドがあったから。そのことに対しての恩返しは、優勝することだと思います。地元沖縄でホステスプロということで、緊張する要素はすごく多いんですけど、逆にいうとすごく注目していただいているということ。慣れ親しんだコースで、優勝のチャンスはスゴくあると思います」と、現役時代に話していた諸見里(14年ALBA Netインタビューより)。

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