
【連載予告】バドミントンの始め方 道具選びや種目別のみどころは
(取材・文/武田鼎)
オリンピックや世界選手権など、海外でも活躍する日本人選手が増えてきたバドミントン。世界ランキングの上位に日本人がランクインすることも珍しくなくなり、競技人口も増えているという。実際に、バドミントンを始めるにはどうしたらいいのかなど、実業団チームの選手として16年のキャリアを重ね、現在は選手兼コーチを務める下川裕一さんに聞く。(第1回が6月20日に公開予定。以降、順次公開予定です)
第1回:東京五輪以降、人気のバドミントン どうやって始めればいい?(6月20日公開予定)
親の影響で始める子どもが圧倒的に多く、競技開始の低年齢化が進んできていますが、あまり年齢に関係なく老若男女さまざまな方が楽しめます。私がバドミントンに出会ったきっかけも祖父でしたから。
第2回:初心者は1万円から バドミントンの道具選びについて(6月27日公開予定)
基本的に初心者であれば、全体が軽量かつヘッドも軽いもので、しなりやすいやわらかいものを選べばいいかと思います。少しの力で飛ぶようになっているので、使いやすいですからね。
第3回:球技最速の時速350キロ バドミントンのシャトルの奥深さとは(7月4日公開予定)
競技用は水鳥の羽を使います。アヒルとかガチョウとか。シャトルにはグレードがいろいろあって。
気温や気圧によって飛び方が変わります。冬と夏で、飛びやすさの異なるシャトルを使います。
第4回:縦横無尽に動き回るバドミントン 強烈スマッシュの裏側は(7月11日公開予定)
バネがあること、つまり身体の可動域が広いことですね。
どれだけシャトルの下に早く入れるか、どれだけ姿勢を整えられるか、しっかりシャトルに力を伝えて意図通りに打ち返せるかというところが大事なんです。
第5回:シンプルゆえに奥が深い バドミントンのサーブ・スマッシュを解説(7月18日公開予定)
バドミントンって、シングルス(1対1)、ダブルス(2対2)、ミックス(男女ペアでの対戦)という3種目があります。同じコートを使いますが、シングルスは内側の線が基準、つまりダブルスやミックスよりも使う範囲が狭くなります。
卓球のように、シングルスとダブルスを兼ねるプロ選手はほぼいないんです。
第6回:駆け引きのシングルス・スピードのダブルス バドミントンの試合の見どころを解説(7月25日公開予定)
シングルスは、球のつなぎあいや落とす位置の駆け引きとかが結構おもしろいですし、ダブルスは、至近距離で打ちあうような速い球の応酬がすごく見ごたえがあります。
球のスピードの速いダブルスのほうが、目まぐるしい攻防やラリーのテンポがあって面白いと感じやすいかもしれません。