奥原希望

女子バドミントンの奥原希望の年代別の実績をご紹介

写真:奥原希望(Photo by Shi Tang/Getty Images)

日本女子バドミントンで数々の大会で優勝を果たしてきた奥原希望選手ですが、実は小学生のときから世界で注目される選手だったのです。

本記事では、奥原希望選手の年代別の実績についてご紹介していきます。

奥原希望選手の年代別の実績

奥原希望選手の経歴を小学生時代〜プロ時代に分けて、それぞれの経歴をご紹介していきます。

小学生時代

父親・姉・兄の影響を受けて奥原希望選手は小学2年生からバドミントンを始めると、その才能はすぐに開花されて小学6年生には「ANAアジアユースジャパン」のU13部門で見事優勝を果たしました。

また、「全国小学生ABC大会」では準優勝、「全国小学生バドミントン選手権大会」ではベストなど、数々の大会で上位入賞を果たしています。

中学生時代

地元長野県大町市の大町市立仁科台中学校に進学した奥原希望選手は、中学1年生のときから公式大会で大活躍を見せます。

「全日本ジュニアバドミントン選手権大会」では、1年次に新人部門シングルスでベスト8、中学2年次に新人部門シングルスで優勝、中学3年次には新人部門シングルス準優勝と輝かしい成績を収めました。

高校生時代

全国屈指のバドミントン強豪校である埼玉県立大宮東高等学校へ進学した奥原希望選手は、高校生の中でもトップクラスの優秀な成績を残します。

奥原希望選手が高校生時代に獲得した優勝の実績は下記の通りです。

・全日本ジュニア選手権大会 優勝(高1)
・インターハイ 優勝(高2)
・全日本ジュニア選手権大会 優勝(高2)
・全日本総合選手権大会 優勝(高2)
・インターハイ 優勝(高3)
・世界ジュニア選手権 優勝(高3)

もはや高校生では敵なしとなっていた奥原希望選手は、プロ選手なども参加する「全日本総合選手権大会」では史上最年少となる16歳8ヶ月で優勝に輝くと、日本人初となる「世界ジュニア選手権」でも優勝を果たしました。

実業団時代

高校卒業後は日本ユニシスに実業団選手として加入した奥原希望選手は、下記のように数々の国際大会や国内大会に出場して好成績を残しています。

・マレーシアマスターズ優勝(2015年)
・USオープン優勝(2015年)
・ヨネックスオープンジャパン優勝(2015年)
・全日本総合選手権大会優勝(2015年)
・スーパーシリーズファイナル優勝(2015年)
・第106回全英オープン優勝(日本勢39年ぶり)(2016年)
・リオデジャネイロオリンピック 女子シングルス銅メダル(2016年)
・オーストラリアオープン 女子シングルス優勝(2017年)
・第23回世界選手権 女子シングルス優勝(2017年)
・第27回ユーバー杯 団体 優勝(37年ぶり)(2018年)
・タイオープン 女子シングルス 優勝(2018年)
・第18回アジア大会 団体 優勝(48年ぶり)(2018年)
・韓国オープン 女子シングルス 優勝(2018年)

中でも、「リオデジャネイロオリンピック」では日本人として初めてのメダル獲得する活躍を見せたり、「第18回アジア大会」では48年ぶりとなる優勝に貢献するなど、日本のバドミントンシーンを大きく塗り替えてきました。

プロ転向後

「東京オリンピックに向けてすべてを賭けて準備をしたい」という思いから実業団選手からプロ選手へ転向することを決意し、2019年1月1日から太陽ホールディングス所属のプロ選手として活動するようになります。

プロに転向してから「全日本総合選手権 女子シングルス」を2019年大会と2020年大会の連覇や「デンマークオープン 女子シングルス」の優勝など、新型コロナ感染症なども影響もあり優勝の数は減ってしまいましたが、数多くの準優勝を獲得した結果、2019年10月29日に発表された世界ランキングでは見事1位に輝きました。

しかし、プロ転向を目指す理由として挙げられていた東京オリンピックでは、惜しくもベスト8という悔しい結果に終わってしまったのです。

まとめ

本記事では、奥原希望選手の年代別の実績についてご紹介していきました。

2022年11月1日に発表された世界ランキングでも12位に付けている奥原希望選手のこれからの活躍にも注目してみてください。

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