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ナポリへの移籍の可能性を残す板倉滉、ボルシアMG残留ならばボランチ固定か

写真:板倉滉(提供:picture alliance/アフロ)
日本が誇るCBである板倉がボランチとしてシーズンを戦うことになるかもしれない。

板倉は7月29日のプレシーズンマッチでドイツ代表MFのユリアン・ヴァイグルとボランチを組んだ。

まだナポリへの移籍が実現する可能性も残されているが、ボルシアMGに残留となれば今季はCBではなくボランチ出場が濃厚となる。

ダンソ所属のRCランスとの移籍交渉が破談となればナポリは板倉獲得に切り替える可能性もある

セリエA優勝に貢献したキム・ミンジェがバイエルン・ミュンヘンに移籍したことで、CBの補強が急務となっているナポリ。

しかし、7月が終わった段階ではまだ後釜が確保できていない。

ナポリはRCランスのケヴィン・ダンソをファーストターゲットとしているが、移籍金の面で交渉が難航している状況だ。

選手側はすでに合意をしているが、クラブ間での合意がされなければ破談となる可能性もあるわけだ。

もしもダンソとの交渉が破談となった場合は、板倉がターゲットとなる可能性がある。

ウォルヴァー・ハンプトンのマックス・キルマンもターゲットの1人だが、こちらも4000万ユーロ(約62億円)と高額なため現実的ではない。

そのため、1500万ユーロ(約23億円)で獲得できるシュツットガルトのコスタス・マヴロパノスか同程度の移籍金で獲得できる板倉のどちらかがファーストターゲットとなる。

過去に経験がある板倉はボランチでもハイレベルなプレーが可能

板倉はシャルケ在籍時にボランチでプレーした経験があり、ボール奪取能力やキープ力、パスセンスなどその適正も備わっている。

そのため、十分にボランチとしてもブンデスリーガで戦えるレベルにあると言えるだろう。

CBが人材難の日本代表においては、間違いなくCBでの起用となるはずだが、欧州でボランチ出場するというのはプレーの幅を広げるためにも悪くない選択だと判断できる。

しかし、そのスケールの大きさゆえに、欧州コンペティションへの出場がないボルシアMG残留を残念だと感じるファンも多いはずだ。

果たして板倉はこのままボルシアMGに残留することになるのか、それともナポリへ移籍することになるのか、その動向に注目だ。

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