鎌田大地の獲得レースに久保所属レアル・ソシエダも参戦か、日本代表仲良しコンビでCLに挑む可能性も
写真:鎌田大地(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
ACミランへの移籍が秒読みとみられながらも、強化担当のマルディーニ氏らが解任されたことで破談の可能性が高まった日本代表MF鎌田大地。
実績十分の20代の選手がフリートランスファーで獲得できるとあって、様々な強豪クラブが獲得に本腰を入れ始めている。
これまでローマやマンチェスター・ユナイテッドといったクラブの名前が浮上しているが、そこに意外なクラブの名前が加わった。
そのクラブは、日本代表MF久保建英が所属しているレアル・ソシエダだ。
レアル・ソシエダは鎌田大地の希望にも合致する
鎌田がレアル・ソシエダに移籍する可能性は高くないと予想するファンも多いが、クラブ自体は鎌田の希望に合致する。
「CL以上、4大リーグ以上」
これはACミラン契約寸前までこぎつけていた際に鎌田の発言だ。
10季ぶりにCLへ出場し、ラ・リーガで上位争いできるソシエダは、鎌田の希望に合致しているのだ。
それゆえに、移籍が決まる可能性も十分にありえるだろう。
なにより、「久保建英がいる」というアドバンテージがある。
日本代表の中で鎌田と久保は非常に仲が良い。
練習などでも近くにいることが多く、笑顔で談笑するシーンも多い。
フォーメーションによってはライバルになることもありえるが、来季の基本フォーメーションと予想されている4-3-3であれば、共闘することが可能だ。
ソシエダには手強いライバルが多いという懸念も
鎌田大地がもしもソシエダに移籍したならば、日本代表にとってもかなりポジティブなニュースとなるが、実現すれば鎌田は手強いライバルたちからスタメンを奪わなければならない。
スペインのレジェンドであるダビド・シルバはもちろんのこと、スペイン代表のミケル・メリーノとスビメンディ、スペイン代表クラスのブライス・メンデスなどがおり、ポジションを奪うのはかなり難しいだろう。
しかし、ソシエダは新シーズンでCLにも参戦するため、鎌田が加われば高いレベルでローテーションが組めるようになるのも確かだ。
鎌田には新たにユヴェントスも興味を示しているとみられているが、ソシエダの方が鎌田の条件には合致しているはずだ。
果たして鎌田の移籍先はどのクラブになるのか、その去就に注目しよう。
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