コリン・モリカワ 予選敗退でも少年インタビュアーに対して神対応
ペア戦である「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」にマックス・ホーマ(米国)と挑んだコリン・モリカワ(米国)。2日間トータル9アンダーとカットラインにあと一打届かず予選敗退となってしまった。米国男子ツアー公式インスタグラムで公開されたのは、2日目終了後にモリカワが少年と会話する様子だ。
「僕にとってはテンポが重要なんだ。ゆっくりと引いてきてその流れでインパクトするんだよ」と、話し始めるモリカワ。目の前の黄色いポロシャツを着た少年がボイスレコーダーを手にしていることからインタビューしているのだと推測される。「スイングで意識していることは?」と聞いたのだろうか。
続けて少年が「何歳から、どうしてゴルフを始めたの?」と質問。モリカワは「最初にレッスンを受けた時は5歳だったよ。ただ楽しくて、たくさん一人で練習していたんだ。コースでもよく1人でプレーしていたね。徐々に上達するようになるところが大きいかな、何かうまくいくと君だってとっても楽しいだろ」と、少年にも理解してもらいやすいように丁寧に答えた。
モリカワは続けて「10歳くらいのときから一緒にプレーしてきた仲間と会えるのも楽しいんだ。」と、切磋琢磨してきた仲間たちとツアーで戦う面白さに言及した。
最後には「見慣れた顔をたくさん見ると気が少し楽になるし、テレビで見たり、以前プレーしたりしたことのある年上の人であっても、自分なら渡り合えると知っていれば、君も戦えるはずだよ」とエールを送ったモリカワ。まさに「A class of act(優等生)」な、神対応だ。さりげない声がけかもしれないが、少年にとっては憧れの選手からの大切な言葉として胸に刻まれたことだろう。
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