ロスのコースに“大谷女子”が急増？　エンゼルス戦生観戦の勝みなみは「リフレッシュにつながります」

＜JMイーグル・LA選手権　事前情報◇25日◇ウィルシャーCC（米カリフォルニア州）◇6447ヤード・パー71＞

今週の米国女子ツアーが行われるのは、カリフォルニア州ロサンゼルス。そのコースで戦う日本勢が、一気に“大谷女子化”する？

ウィルシャーCCから車で1時間30分ほど南には、先のWBCで日本の世界一奪還に貢献した大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンゼルスの本拠地エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムがある。ちょうど本拠地7連戦中のエンゼルス戦に駆けつけた女子プロゴルファーもいる。

そのひとりが勝みなみ。もともと大の阪神タイガースファンで野球好きなのは有名だ。火曜日のコースでは、「ファンも熱いし、ひさしぶりに観客として熱くなれました。そうやって自分を高めるのは大事。ゴルフの調子にも影響しますね」とご満悦な表情を見せた。もともと渡米してからやりたいことのひとつに「スポーツ観戦」を挙げていたが、それが実現。「ゴルフを見るときは自分にいいものを得ようとしちゃうけど、野球や他競技だとそれはない。違った目線で見られるのはリフレッシュにつながりますね」と、一度頭をまっさらにすることができたようだ。

また昨年ウィルシャーCCで行われた「DIOインプラントLAオープン」を制し、“コース連覇”を狙う畑岡奈紗も、同じ日に観戦。女子ゴルフ界の日本のエースも、世界の二刀流からパワーをもらったはず。一方、“未観戦組”の西村優菜は「いきたーい」と明るい声を挙げる。あすはプロアマ、木曜日から本戦が始まるため、観戦することは難しくなりそうだが…新たな大谷女子はここから誕生するのか？