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戸上隼輔、後半戦初出場で2点起用 神巧也は元ドイツ代表に逆転勝利<卓球・ドイツブンデスリーガ第21節>
<卓球・ドイツブンデスリーガ2022-2023シーズン第21節 日程:3月17日~4月5日>
ドイツブンデスリーガ1部の第21節が3月17日~4月5日に行われ、戸上隼輔(明治大)、神巧也(ファースト)村松雄斗(La.VIES)が出場した。
戸上隼輔が2点起用
ブンデスリーガは第11節以来の出場となったオクセンハウゼン所属の戸上は、ミュールハウゼンとの試合でシングルス2試合に出場。
2番シングルスではKim TAEHYUN(韓国)と対戦。序盤は相手のテクニックに苦戦し1-5とリードを許すも、サービス、レシーブで先手を取り逆転。11-8で第1ゲームを先取する。
第2ゲーム以降もラリー戦を支配した戸上が、ゲームカウント3-0で勝利を収めた。
写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部
4番シングルスにも出場した戸上は、フランスの新鋭、Irvin BERTRAND(フランス)と対戦。
相手の粘り強い攻めに苦戦した戸上だったが、球質にしっかり対応し、ゲームカウント3-1で勝利。
チームは惜しくも敗れたものの、戸上は後半戦初出場でシングルス2勝を上げた。
写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部
また神が所属するザールブリュッケンは、グレンツァオとの対戦となった。神は1番に出場し、元ドイツ代表のパトリック・バウム(ドイツ)と対戦した。
2ゲームを取られ追い込まれた神だったが、バックハンドからフルスイングのフォアハンドの連続攻撃を見せ2ゲームを取り返す。
最終ゲームはデュースに突入し、互いにマッチポイントを握る攻防となったが、最後はサービスエースで勝負を決めた神が17-15で大逆転勝利。チームも3-0で勝利した。
写真:神巧也(ファースト)/撮影:ラリーズ編集部
村松が所属するマインツ05は、フルダ・マーバーツェルと対戦。
1番で村松と対戦予定のルーウェン・フィルスは棄権となり、2番ではCarlo ROSSI(イタリア)がアグレッシブなプレーで香港のエース、黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)を下す金星。 チームも3-0で6勝目を決める勝利を上げた。
日本選手の試合結果、ブンデスリーガ21節のその他結果は以下の通り。
日本選手試合結果
オクセンハウゼン 2-3 ミュールハウゼン〇
サムエル・クルチツキ(ポーランド)0-3 Irvin BERTRAND(フランス)
〇戸上隼輔(明治大)3-0 Kim TAEHYUN(韓国)
アルバーロ・ロブレス(スペイン)1-3 オビディウ・イオネスク(ルーマニア)〇
〇戸上隼輔 3-1 BERTRAND
ロブレス/クルチツキ 1-3 イオネスク/Kim TAEHYUN〇
〇ザールブリュッケン 3-0 グレンツァオ
〇神巧也(ファースト)3-2 パトリック・バウム(ドイツ)
〇セドリック・ヌイティンク(ベルギー)3-1 馮翊新(フェンイーシン・チャイニーズタイペイ)
〇パトリック・フランチスカ(ドイツ)3-0 サムエル・ウォーカー(イングランド)
〇マインツ05 3-0 フルダ・マーバーツェル
〇村松雄斗(La.VIES)WO ルーウェン・フィルス(ドイツ)
〇Carlo ROSSI(イタリア)3-0 黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)
〇Andrei PUTUNTICA(モルドバ)3-0 Qing Yu MENG(ドイツ)
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