日本に続き韓国も! 年間王者が欧州ツアー出場権獲得 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
韓国からも欧州ツアーへの道が開かれた(撮影:GettyImages)
14日、DPワールドツアー(欧州ツアー)、米PGAツアーは韓国プロゴルフツアー協会との関係強化を連名で発表。併せて、2023年4月に韓国で新規大会を開催することも発表された。これは韓国プロゴルフツアーを支援するためで、賞金総額は200万ドル(約2億7000万円)。仁川のジャック・ニクラスGC・コリアが舞台となる。
また韓国ツアーの年間ポイントランキング1位の選手には、翌年の欧州ツアーへの出場権を付与。今季の年間王者に輝いたキム・ヨンス(韓国)が獲得した。さらに来年7月の米欧ツアー共催大会「ジェネシス・スコットランド・オープン」の出場権を与えられ、欧州ツアーのロレックスシリーズにも出場できる。
また、ポイントランク上位には欧州ツアー予選会(QT)への出場権を付与。2023年末の予選会を経て、2024年シーズンから欧州ツアーへの出場が可能となる。欧州ツアーのポイントランキング上位10人はPGAツアーへの出場権を獲得することから、先日発表された日本ツアーから欧州、さらに米国への道が韓国ツアーからも開かれることになる。PGAツアー、欧州ツアーは2024年以降も韓国ツアーとの提携を強めていくとした。
PGAツアーのジェイ・モナハン会長は「9月のプレジデンツカップでは、韓国勢のイム・ソンジェ、イ・キョンフン、キム・シウー、そしてトム・キムが世界選抜チームを大いに盛り上げてくれた。彼らのように世界で活躍する選手を輩出してきた韓国ツアーから、さらにヤングスターの登場に期待する」とコメント。欧州ツアーのキース・ペリー会長も「韓国ツアーからは世界レベルの選手が登場してきた長い歴史がある。この道のりでさらに欧州ツアー、PGAツアーで活躍する機会が増えることになる」と話した。
韓国ツアーのJC・コー会長は「きょうの発表は韓国ゴルフのさらなる発展となる。ゴルフ界で大いに実力を発揮してほしい」とコメントを発表した。(文・武川玲子=米国在住)
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