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ロベルト・レヴァンドフスキ,サッカー

レヴァンドフスキ、「らしくない」レッドカードで退場 バルサは10人で大逆転勝利

写真:ロベルト・レヴァンドフスキ(提供:AP/アフロ)
11月8日、ラ・リーガ第14節、「オサスナ対バルセロナ」の一戦が行われ、2-1でバルセロナが勝利した。

得点ランキング首位を独走するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが前半に2枚目のイエローカードで退場し、10人での戦いを強いられるなど苦しい展開になるも、ペドリやラフィーニャのゴールで大逆転勝利を収めた。

この勝利でバルセロナは、ラ・リーガを首位のままW杯中断期間に入ることとなった。

レヴァンドフスキ、あまりにも「らしくない」ラフプレー

レヴァンドフスキのレッドカードとなったプレーは、あまりにも「らしくない」ラフプレーだった。

自陣深くからのクリアボールがFWのレヴァンドフスキの近くに飛んでいき、競り合った際にラフプレーを行ってしまったのだ。

本来であれば背中や体の側面、腕を使ってボールをキープすべきだったが、何故かレヴァンドフスキはボールを一切見ず相手DFのダビド・ガルシアめがけて飛び込んだ。

肘も顔面に入っており、かなり危険なプレーだった。

審判は当然イエローカードを提示し、2枚目のレッドカードをもらい退場の判定をした。

レヴァンドフスキやバルセロナの選手たちは猛抗議していたが、誰が審判をしていても同じ判断をしたことだろう。

ワルシャワ大学で学士過程を卒業し、3回も全体トップの成績を収めるなど、「知的な選手」として知られている選手なだけに、このラフプレーは意外なものだった。

バルセロナは勢いに乗り切れない状況が続く

バルセロナは、レヴァンドフスキをはじめ、ペドリやガビ、デヨング、デンベレ、アンスファティ、ラフィーニャ、ブスケツ、J・アルバなどの超一流の選手が揃っているメガクラブだ。

クラブのレジェンドであるシャビが監督に就任し、チームは再建されてきてはいるが、今季はなかなか勢いに乗り切れていない。

ラ・リーガでは首位をキープしているものの、CL(チャンピオンズリーグ)ではインテルに1分1敗、バイエルンには2敗を喫し、グループリーグ敗退となった。

今節の10人で逆転する強さはさすがだが、CLで優勝を目指すようなチームになるには、まだまだ足りない部分が多い。

バルサイズムを熟知しているシャビ監督が今後どのようにして最強チームを作っていくのか、注目だ。

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